“全青協役員メッセージ一覧”

全国農協青年組織協議会 会長

遠藤 友彦

テーマ課題と方向を共有し繋がりのある組織を目指して

2012.06.12

どの様な時代であっても若い人間が行動しなければ始まらない。そして繋げて行かなければならない。現状の課題と方向を共有し、人づくりの上に立った組織運営を目指して行きたいと思っております。

23年度はTPPと震災対応がどちらかと言うと組織運営の中で大きな課題となっていました。本年度はTPP交渉参加阻止については勿論の事ではありますが、全青協として、ポリシーブックの作成支援と対外的に活用して行く為の更なる取り組み、組織活性化に関する活動をして行きたいと考えております。

自らの行動把握から課題の改善そして新たな行動へとサイクルを作っていくことで、個人・組織が育っていくはずです。チャンスは自分たちの行動の中にあるはずです。

また、昨年度「絆」プロジェクトを通じ人との繋がりの重要性を感じた所でもあります。自然と共に生活している私達農業者にとって自然災害は何時、身に降りかかるかわかりません。その際に必要であろう情報ネットワークについても現在の全青協HPを含め有効な活用方法を新執行部の中で議論し、早い段階で提示して行きたいと考えております。

農業を取り巻く困難な情勢が続く中、今後数十年に渡り各地域で農業経営を行い、日本農業を繋げていく青年農業者が、自ら率先し新たな仲間づくり、地域づくりをして行ける組織を目指して行きたいと思います。

一年間、盟友の皆様と共に精一杯頑張りますので、よろしくお願い致します。