“青年部オリジナルソング”

青年部オリジナルソングについて

JA全青協創立40周年を記念して、全国のJA青年部員48編の応募をもとに、優秀作品3作品をもとに補作、平成6年10年に制定。

作曲と歌を担当した千葉一弘氏は、宮城県出身のロック歌手。曲作りにあたっては、当時のJA全青協役員の農業現場の視察を行なう等、曲のイメージについて意見交換を重ねて、若者が夢を駆ける緑の大地を力強く歌い上げた作品に仕上りました。

また、「君と」のCDには人気バンド上々颱風が歌うJA青年部のイメージソング「風の種」も収録しています。どうぞ、末永くご愛唱下さい。

千葉一弘

新JA青年の歌を作曲、歌わせていただくことになり、とても光栄に思っています。

この歌ができあがるまでの約半年間、いろいろとお手伝いいただいた全ての方々に深く感謝します。

この歌の真の主人公である全国のJAユースの皆さんの心の中に深く根づいてもらえること、自由にのびのびと末永く歌い継がれていくことを願いながら、レコーディングにのぞみました。

皆さん自身が歌う「君と」に巡り合う日を心待ちにしています。

君と

  • 作詞:一色 薫
  • 作曲:千葉一弘
  • 編曲:矢野立美

遥かな青空
君と交わす 微笑みよ
翼ひろげ 飛び立つように
この思い高まって

恐れることなく
世代を超える 君とともに
夢を求め 語り明かした
青春は限りなく

だから 春夏秋冬
あたらしい生命 大事に育てていこう
そして 喜び悲しみ
君とわかち合い 幸せ築いていこう

未来の果てまで
愛を唄う ゆりかごよ
風にそよぐ 緑の大地
すこやかに やすらかに

挫けることなく
生きていこう 君とともに
力強く かけがえのない
青春はいつまでも

だから 春夏秋冬
ありがとう込めて やさしさ伝えていこう
そして いつかはこの日を
君と思い出す 輝く大地に立って

だから 春夏秋冬
あたらしい生命 大事に育てていこう
そして 喜び悲しみ
君とわかち合い 幸せ築いていこう

だから 春夏秋冬
ありがとう込めて やさしさ伝えていこう
そして いつかはこの日を
君と思い出す 輝く大地に立って

上々颱風

「風の種」という唄を創る時、まず思った事は“人の元気の素”は何かという事です。

おいしいものを腹いっぱい、というのは当り前ですが、やがて自分もまたその“おいしいもの”になる事で、人の元気はぐるぐると回っていきます。

元気をむさぶるだけではきっとエネルギーが断ち切られてしまう。

人と自然との関係もきっとそうなのだと思います。種は蒔かれれば、やがて必ず人に、元気や、誇りや、勇気の花を咲かせてくれる、と信じています。(紅龍)

風の種

  • 作詞作曲:紅龍
  • 編曲:上々颱風

生まれおちた星  水の国
命あるもののすべてが
生まれ変わるよ  風の種
うまい食べものになるのさ
生まれおちた星  青い国
命あるものもいつかは
輝く季節の  風の種
おいしい果実になるのさ

光の雨が降ってくる
空に恋する緑たち
八十八の祈りをこめて
黄金の花のものがたり
祭りの酒があふれてる
千年の森も笑ってる
生まれ落ちた星  水の国
命あるもののすべてが
生まれ変わるよ  風の種
うまい食べものになるのさ

めぐみの雨よ  もっと降れ
雲を呼んでる黒い土
太郎に花子 じいちゃん ばあちゃん
あなたとわたし  ポチにタマ
祭りの朝にひびいてる
ふるさと言葉の花が咲く
生まれ落ちた星  青い国
命あるものもいつかは
輝く季節の 風の種
おいしい果実になるのさ

生れおちた星  水の国
命あるもののすべてが
生まれ変わるよ  風の種
うまい食べものになるのさ
生まれおちた星 青い国
命あるものもいつかは
輝く季節の  風の種
おいしい果実になるのさ