テーマ盟友数拡大を目指して

2010.06.29

　京都府農協青壮年組織協議会の小川忠です。今年度は近畿ブロッ ク選出の理事として全青協運営に携わらせていただくことになりま した。よろしくお願いいたします。

　 今、世間では農業ブームと呼ばれ、多くの就農希望者がハロー ワークを訪れたり、家庭菜園が急速に広がったり、書店では多数の 農業図書が店頭で売られるなど、一昔前からは考えられない状況と なりました。半面、農業のプラスイメージだけを見て就農される 方々も多く、仲間もなく地方での生活や収入等のギャップに悩み、 挫折するケースも多いと聞いております。

　 全青協の大きなテーマとして盟友数の減少を食い止め、盟友数拡 大をいかにして図るかがあります。多くの場合、新規就農者対策は 行政に委ねられていて我々生産者がタッチする機会は限られていま す。新規就農者の多くは生活や農業の技術的な事で多くの悩みを持 っていると思います。彼らの悩みを我々青年組織が解決できないで しょうか？私の地元では地域の情報をこまめに集め、新規就農者を 青年部の小さな行事（飲み会など）に積極的に誘うことでコミュニ ケーションを育むようにしています。本当に小さな取り組みですが、 新規就農者にとっては大きな支えとなり成果はあがっています。

　 農業ブームといわれる今こそ、農業に興味を持った多くの若者や 転職者が定着して、我々と活動を共にしてくれるように行動してい こうではありませんか。