テーマ必ず来年も種を蒔く

2017.07.25

先般の九州北部豪雨により被災された方々にお見舞い申し上げます。1日も早く日常が取り戻せることを願っております。 私の住む埼玉県の水源荒川水系は20%の取水が制限されるほど渇水が続いております。毎日野菜への水やりがここ2週間の仕事のメインになっております。これからは、秋野菜の種まき、苗の植え付けが始まる為この干ばつの影響が出ない事を祈るばかりです。

この様な気候の不均衡が全国各地で起きる事が、日常になるのかもしれません。地球の温暖化のみならず気候が大きく変化する節目に入ったのかもしれません。どんな困難な時も営農を決して諦めず、農地を農地として受け継いで来たらこそ現在の営農があるのだと考えています。過去にも現在にまさる困難があったに違いありません。そんな時に支えとなったのは地域に住む人々であったはずです。子や孫に農地を農地として、地域を地域として引き継いでいく為に、この困難を克服して行きたいと思います。

克服こそが未来への新たな知恵となります。30年後の営農に思いをはせ現在の営農に励んでまいりたいと思います。