“JA香川県青壮年部”

JA香川県青壮年部 委員長

山田 泰三

テーマJA改革について思うこと

2017.02.28

農業改革と謳って農協改革に変化していったここ数年の動きに対し違和感を持っているのは自分だけではないでしょう。 本当にこれが改革だったのか?誰のための自己改革なんだろう?かえって農業者の首を絞めることになったのではないだろうか?

この改革によって、JAや農家の体質を本当に強化出来るのか、はなはだ疑問も残る。

これまで農政の転換等ありながらもそれぞれ創意工夫しながら営農に生きてきた大勢の仲間たち、それを支えていたのがJAや行政であったと思う。その間に亀裂を作ったように思えてならない。

確かにJAに問題がなかったわけではないけど、JAは組合員による民間の団体であり組合員の意思での改革なら納得できるし、またそうあるべきだと思う。

全中、全農、農中、中央会、各連合会この組織を普通の組合員は知らない、知らないのが悪いわけではなくて、知らせてこなかったこれまでの上層部による組合員への広報が出来てなかったせいで、逆に組合員からの支えがなくなりつつあるというのが現状だと思う。

今後、この組織を守るためにも特に組合員に理解をしてもらえる組織に、そしてJAはなくてはならない組織であると組合員に支持してもらえる存在に戻れるように「原点回帰」してほしいと思っています。