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水田農業政策検討委員会、政策提言をとりまとめ。要請活動を実施

水田農業政策検討委員会、政策提言をとりまとめ。要請活動を実施

8月4日、JA全青協は第1回水田農業政策検討委員会を開催した。委員会では、現在の水田農業を取り巻く諸課題に向けた我々青年農業者の想いを、「わが国水田農業の『未来図』を画くための全青協の政策提言」としてとりまとめた。提言では、下記の3本柱を内容として盛り込んだ。

一、国民と共に成す食料自給率の向上対策
一、食料主権を失わない食糧安全保障の確立
一、農家経営を盤石なものとする米の需給調整

翌8月5日には、保利耕輔・自民党政調会長に対し要請を行った。

冒頭、小竹副会長から、「今般JA全青協として、危機に瀕している水田農業について提言書を作成したので、内容についてご検討願いたい」との説明が行われた。また、当委員会の座長である宮原理事から、水田農業を支える現場の窮状について訴えがなされた。これに対し、保利政調会長からは「わが国から食料生産をなくすわけにはいかない。作り続けてもらうための施策を考えなければならない。また国民にも理解してもらうことが重要だ。わが国の水田農業は当然守っていかねばならぬものである。今後、総合農政調査会長など新しい陣容が整うので、改めて皆さんの考え方を伺うことも検討したい。」との回答があった。

その後、山田俊男議員に対しても竹村会長から提言書が手渡された。

なお、当方の対応メンバーは、竹村会長、小竹副会長、岩崎理事、山本理事、森下理事、村上理事、宮原理事、矢木参与(全青協役員)、大瀧委員長(栃木)。

わが国水田農業の「未来図」を画くための全青協の政策提言(PDF)