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第2回JA都道府県青年組織委員長・事務局合同会議を開催

第2回JA都道府県青年組織委員長・事務局合同会議を開催

JA全青協は、7月17、18の両日、第2回JA都道府県青年組織委員長・事務局合同会議を竹村会長の地元高知県で開催した。

冒頭、竹村会長から「7月21日から開催されるWTO閣僚会議には自らも参加する。代表団の一員としてしっかり対応したい」、「肥料等の高騰に対して消費者に理解求める行動を全青協でもやりたいし、県域・ブロック段階でも検討を」と挨拶がなされた。

また、山﨑高知県農協中央会会長から「当県の農業生産額約990億円のうち7割は施設園芸部門が占めており、今回の重油高騰は大変な危機」「当県でも来月に『危機突破集会』をやる。以前の米価闘争時には常に先頭に立っていたのが青年部だ。結集力と意思力で日本農業の危機を是非とも打開していただきたい」と挨拶がなされた。

続いて、JA全中水田農業対策課 藤本 卓氏から「水田農業をめぐる情勢」として、政府・与党の検討状況や今後のスケジュール等について、情勢報告が行われた。

それに引き続き、第1回委員長・事務局合同会議で出された意見等への対応について(案)、第1回専門部会の開催状況と今後の進め方について、第3回委員長・事務局合同会議の持ち方について(案)、第47回全国消費者大会への対応について(案)等を協議検討した。

また、実践報告としてJA高知市青壮年部 部長 福井 誠 氏より「JA高知市青壮年部における 食農教育への取り組み」が、JA全中食農・暮らしの対策室 伊藤 悟氏より「食農教育にかかる情勢報告」がなされた。更に、馬路村農業協同組合 代表理事組合長 東谷 望文氏より「JA馬路村の村おこし」と題して記念講演が行われた。

その後、合同会議の締めくくりとして、山田俊男参議院議員より、挨拶とあわせ最近の農業を取り巻く情勢のほか、今後の課題等などの、国政報告をいただいた。

合同会議終了後は、6ブロックに分かれてブロック会議を行った。

2日目は、4部会に分かれて専門部会が開催された。終了後、高知県園芸農業協同組合連合会、桂浜、坂本竜馬記念館を巡る現地視察を行った。