“トピックス”

JA全青協「緊急 畜産・酪農対策」の展開

JA全青協「緊急 畜産・酪農対策」の展開

全青協は、5月28日(水)、「JA全青協 緊急畜産・酪農対策」を展開し、以下3つを実施しました。

  1. 全中「畜産・酪農対策危機突破全国代表者集会」への参加
  2. 政府・与党代表者への要請
  3. 街頭宣伝行動

集会のなかで、竹村英久JA全青協会長は、「青年農業者は、国産飼料の増産や安全で安心できる農産物を提供する努力をしてきた。期中改定を行って現行の経営安定対策の上積みが是非とも必要であり、その後、畜種ごとの抜本的な経営安定対策を措置して欲しい」と力強く決意表明を行いました。

要請行動は、全国から集結した県代表の盟友がグループごとに分かれ、今村雅弘・農林水産副大臣、森山裕・財務副大臣、葉梨康弘・自民党畜産・酪農対策委員長、本川一善・農水省畜産部長にそれぞれ行いました。私たちの要請に対し、「価格転嫁が難しい中で、再生産が確保できる仕組みを十分検討していきたい」「要請内容は十分承知している。エサ価格の上昇による金額が農水予算の1/5を占めるほどの大きな課題。飼料問題は深刻であるが、畜種毎の課題が異なることから畜種ごとの経営安定対策の充実に取り組んでいきたい」などの回答がありました。

最後となった街頭宣伝行動では、銀座(数寄屋橋)と新橋で行い、JA神奈川青壮年部協議会(山本毅委員長)の協力を得て子牛も登場(JAさがみ管内)するなか、飼料高騰などの現状を説明したチラシの入ったティッシュペーパーを配りながら、私たちへの活動の理解を訴えました。子牛と“着ぐるみ君”は、年齢層を問わず道行く人の目を釘付けにしていました。