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平成19年度JA青年理事研修会を開催

平成19年度JA青年理事研修会を開催

JA全中とJA全青協は、共催で1月10・11日にJAビルで「JA青年理事研修会」を開催した。

本研修会は「JAにおける青年部代表枠として選出された理事および候補者等を対象に、理事としての資質向上と相互研鑽」を目的に開催するもので、今回で4回目となる。例年25名程度の受講者であったが、今回は52名と例年に比べて倍増となった。

開会挨拶に立った坂元会長は「農業・JAを取り巻く環境は厳しい。担い手としてJAに結集して地域農業を振興していきたい。また、そういう担い手のニーズに応えるJAづくりに向け、JA運営への参画促進が求められている。将来のしっかりとしたJAとするために今回の研修が大いに役立つものと確信している」と研修の意義を語った。

また、全中前嶋常務より「大変な状況が続いているが、農業の大切さが見直されるなどのフォローの風が吹いている。この研修会をきっかけに人脈を広げて欲しい」との挨拶があった。

1日目は、JA役員の基礎的知識とも言うべき「JA役員のコンプライアンス」「財務管理の基礎知識」を学んだ。また、全体討議において「JA青年理事全国ネットワークの構築」を提起し、賛同を得た。

2日目は、平成7年度JA全青協副委員長でJAとぴあ浜松 経営管理委員の鈴木利幸氏から「役員としての基本姿勢」、その後、全中の担当者から「農業経営管理支援対策の今後」を聞き、また的確な判断をくだせるよう「JA越後さんとう」の事例を素材にしたケースメソッドによる討議を行った。