“新潟県農協青年連盟”

新潟県農協青年連盟 委員長

渡辺直樹

テーマふるさと

2013.09.17

今年度より新潟県農協青年連盟の委員長を務めさせていただいておりますJA越後中央青壮年連盟 月潟支部の渡辺直樹です

9月中旬に入り、新潟の越後平野は収穫時期を迎えようとしているコシヒカリの黄金の絨毯一色となり、無事収穫できることを嬉しく感じる季節です。

新潟の景色は、冬の一面が銀世界の水田から、春には代掻き後の鏡を一面に張ったような水面。そして6月には美しい緑の絨毯と、、、。水稲が季節の移り変わりを感じさせ、自然の素晴らしさを見るものに与えます。

水田のある風景。決して自分達農家には特別なことではないかもしれません。しかし、都会へ出た友人、帰ってきた知人達には、この水田の風景は何も無いとはいいながらも、心を癒し、農村の価値を心が感じ取るのではないでしょうか。

「農業」は農産物を作るだけではなく、心の帰る場所としての「ふるさと」を作る、、、。そんな風に、就農する前に家から出ていたサラリーマン時代を思い出します。

就農して6年目。農業とはさまざまな機能を持ちながら人の心を育て、人の繋がりを豊かにしてくれるものだと思うようになりました。JA全青協、関東甲信越ブロックの皆様、そして県内盟友の支えがあって今の私があり、地域の農業があります。

これから農業が持つ可能性に期待して「ふるさと」を維持できるように農業青年としての声を張り上げ、まずは地域の盟友と共に頑張るしだいです。