“北海道農協青年部協議会”

北海道農協青年部協議会 会長

齊藤 和弘

テーマ未来へつなげるために

2015.04.07

 北海道農協青年部協議会では、「食の大切さを伝えるプロジェクト」と題し地域の学校教員を対象とした農村ホームステイ事業を展開しています。これまでの2年間で受入教員30名を超える実施状況となっており、徐々に各種方面や盟友へ広がりが見えてきているところです。

 自分自身もこの事業を体験し、食の大切さや農業の素晴らしさについて体験をもって伝えることができることはもとより、家に泊まることで作業の中だけでは伝えられない農家の思いや、学校のこと・地域のことなど様々な事を話す機会になったことが、この農村ホームステイ最大のメリットだと感じました。体験された先生からも、「体験して改めて農畜産物の大切さや生産者の思いが分かった。」「給食の残りが多いので子供たちに食べ物の大切さを伝えていきたい。」などといった感想が次々と報告されています。

 農業者は農畜産物を生産することが最大の目的であり、未来永劫つづけていかなくてはならない営みです。次代を担う子供たちへ豊かな社会をつなげるため、私たちが出来ることは「いま、行動すること」なのです。