テーマ「選択したことを正しくする努力」

2023.09.04

令和５年度の九州・沖縄ブロック選出の全青協理事を拝命しました、ＪＡ佐賀県青協委員長の堤 祐輔です。

佐賀市でキュウリを生産しています。

就任１年目の昨年度は、全青協のポリシーブック委員を務めました。

全国の委員長・会長と熱い議論を交わす中で、生産現場だけでは見えない課題や全国の状況、環境の違いに気づくことができ、大変良い経験になりました。

就任２年目の今年度は、全青協理事として、畜産・酪農部会の座長を務めさせていただきます。県内外の畜産・酪農を営む盟友や関係団体からの意見を吸い上げ、日本の若手生産者の声として伝える役割を果たします。

昨今、日本のみならず世界中で異常気象が発生しています。高温や干ばつ、台風や線状降水帯による豪雨災害などが頻発し、農業にも甚大な被害が出ています。加えて、世界情勢の不安定化により、生産資材やエネルギー資源の高騰も長期化しています。

農業を取り巻く環境は依然厳しく、「農業が好き」だけでは続けていくことさえ困難な状況が続いています。

自らが選択した、「職業としての農業」でしっかり利益を出し、営農を続けていくためのヒントが、全青協にはあります。

全国の盟友との交流を通して得られる学びや絆は、進む道の幅や可能性を拡げ、必ず自分の力・地域の力になります。

地域の発展には、生命産業である農業に活気が無ければなりません。

農業を元気にするためにも「選択したことを正しくする努力」を続けていきます。