“京都府農協青壮年組織協議会”

京都府農協青壮年組織協議会 委員長

高橋 輝

テーマいかに国民に認められる農業・農産物とするのか

2011.11.15

東日本大震災や度重なる台風等の天災で被災された皆様にお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

我が国の農業を取り巻く情勢は非常に厳しいものがありますが、今後の農政について重要なのは『いかに国民に認められる農業・農産物とするのか』ではないでしょうか。

ヨーロッパでは、各国の農産物を国民が応援し、応分の負担をすることについて理解が得られていると聞きます。日本の国として食料安全保障が担保され、我々農業者の暮らしが担保されるには、「国産農産物が守るべきものである」との国民合意が必要です。

そのために我々ができることは、国民合意に向けた取り組みを国が総力を挙げて支援するようJAと青壮年部盟友が国に対して要請していくことはもちろんですが、今まで以上にJA青壮年部とJAが連携しながら、食育事業などの草の根活動に取り組むことが必要であると考えております。