“石川県農協青壮年部協議会”

テーマ二足の草鞋から、一足へ
2019.12.24
令和最初の石川県青壮年部協議会委員長の高本祐輔です。
今年度、全国の代表の中で唯一の兼業農家の委員長です。
本業は公務員で消防署に勤務しており、消防の仕事は朝8時30分から
翌日の8時30分までの24時間勤務で、勤務明けの非番や休日を利用して
集落営農の構成員として、二束の草鞋で農業に携わっています。
集落営農では11戸の農家で米、大豆(種子)を約28ha作付しています。
平日にも休みがあることから、農作業の合間には保育園での食農教育活動や
支部の圃場で作物の栽培管理が日課となっています。
地元、JA白山青壮年部では3年前から盟友同士の交流と青壮年部の活性化を目的に
毎年、標高2702mの白山に米の奉納登山をしており、今年は20名で合計100kgの米を
担ぎ上げました。
山頂では、おにぎりを登山者に振る舞い、地元の米のPRに一役買う事が出来ました。
私事ですが、
先日、保育所で31年振りにタイムカプセルを掘り起こすと、当時の夢が「米屋さんになりたい」でした。
道半ばですが、これからも地域農業の担い手、後継者として農業に携わりたいと思います。
いつかは、一足の草鞋。