“北海道農協青年部協議会”
テーマ伝えることの大切さ
2017.11.07
東京での学生時代に自炊したとき、はじめて郷里の農村景観に哀愁を覚えました。自らが消費者の立場で食品を選んだとき、幼いころからまわりの圃場にあたりまえに農作物がある環境に育った私にとって、本当の意味での食と農の価値を認識しはじめた瞬間でした。
昨今、多くのメディアや報道等で我々生産者の考えや想いが、違ったニュアンスで国民消費者に伝わっているように感じます。北海道農協青年部協議会では、教職員を対象とした農村ホームステイや子供農業体験といった食農教育のほか、一分間CMやポリシーブックの作成と活用により、ひとりでも多くのJAファンをつくろうとグループ一丸となって取り組んでいます。
次世代のこどもたち自らが正しい知識と選択する力を身につけてもらえるよう、「食」を大切にする心と、いのちの「糧」をこれからも青年部は伝えていきます。
自らが伝えることの大切さを学びながら。