“兵庫県農協青壮年部協議会”

テーマ『人間の勉強しいやぁ』by松下幸之助
2021.09.22
JA全青協理事の都倉です。
私は、兵庫県加古川市という瀬戸内海に面した地域で葉物野菜の生産販売と市民農園を運営しております。
我々の地域は、南には工業地帯やベットタウン、北には農業地帯といった都市近郊型農業地域です。
最近、私は市民農園を開園しました。
そこは、これまでのJA青壮年部活動の経験や人との出会いによって生み出された農園です。
農業者は、当然のことですが技術を磨き、良品を生産し、出荷します。
ITが進化し、コロナ禍の今、人との接点の大切さを痛感しています。
就農当初は、盟友と繋がりを持とうと、生産より力を入れて、情報交換やイベント販売、小学校出前授業、何より飲み会も。
今、それが活きていると実感します。どんな農業機械を導入しても、懸命に技術を磨いても、人と出会い、人から学ぶことは、私にとってかけがえのない財産だと思います。
私も勉強中ですが、今の若手農業者に伝えたい。
世の中は日々進化し、順応していくためには、「人間の勉強しいやぁ」と。