“兵庫県農協青壮年部協議会”
テーマ次世代につなぐ
2016.10.17
兵庫県農協青壮年部協議会委員長の井上幸一です。
単組の委員長を2年経験した後、今年度より県の委員長に就任しました。何もかも初体験のなか、盟友たちの協力のもとがんばっています。
私の住む稲美町は瀬戸内海に面しており、兵庫県の南側に位置します。60aのハウスと1haの露地でメロンやトマト、軟弱野菜やブロッコリーなどを栽培しています。神戸や明石、姫路など消費地が近い事もあり、少量多品目で営農をしています。
さて、高齢者の離農が進む昨今、「農業は魅力のある仕事である」と言うことを次世代に伝えるため、兵庫県の各単組では食農教育に重点を置いて活動しています。活動の例として、小学生を対象に主食である米作りを実際に体験してもらう農業体験や、盟友が先生となり農業についての授業をし、給食を一緒に食べながら交流をする等が挙げられます。このような活動を通じて、収穫の喜びと大変さを体験してもらい「農業っておもしろい!」と感じてもらうことで、将来の仕事の選択肢にしてもらえるようにがんばっています。また、新規就農対策として積極的に就農希望研修生の受け入れもしています。
農業技術の指導だけでなく就農予定者の営農計画支援などに現場目線のアドバイスをすることで、無理ある農業ではなく継続できる農業経営にする。農業を次世代に残せる魅力ある職業にするために、これからも兵庫県内の盟友が一体となり、活動に取り組んでいきます。これから寒くなりますが農業者は体が資本です。体調に気をつけて頑張っていきましょう!