“北海道農協青年部協議会”

北海道農協青年部協議会 会長

渡辺基樹

テーマ未来へ繋げる

2016.11.15

北海道農協青年部協議会会長の渡辺基樹です。

この春に会長職を預かってから半年が過ぎ、多忙な日々を過ごしていますが、事業運営を通じて全道盟友7,200名が日々描いている熱い想いを形にするべく他の役員と共に活動をしています。

JA道青協は、重点事業の1つとして「農村ホームステイ事業」に取り組んでいます。学校教員を対象に1泊2日で盟友宅にホームステイをしてもらい、そこで実際の農作業を体験することはもちろんのこと地域の歴史や農業の現状なども学んでもらいます。また寝食を共にすることで、うわべだけではないリアルな農家の現状を体験してもらっています。

その後は、実際に体験したことや感じたことを学校に持ち帰り、授業などを通じて子どもたちに農業が果たす役割や食の大切さなど、教えるプロである教員より伝えることで農業を理解してもらおうと考えています。

この事業は短期間で結果の出るものではありません。3年前にこの授業を受けた子どもたちがあと5年もするといち消費者という立場になります。自分で農畜産物を買うときにこの授業の事を思い出してくれることを願いながら私たちはこの事業を続けていきます。