“トピックス”

「全国盟友手作り料理コンテスト」のエントリー作品を紹介-九州ブロックレシピ

九州ブロック

【福岡・JAにじ青年部の作品】

「柿カレー」

■材料(4人分)

耳納いーとん(豚肉) 400g
カレールウ 適量
タマネギ 1個
ジャガイモ 3個
ニンジン 1個
サラダ油 大さじ2
4個
ご飯 4人分
柿カレー

■作り方

  • 厚手の鍋にサラダ油を熱し、適当な大きさに切った肉、野菜を炒めます。
  • 水を加え、沸騰したらあくを取り、材料がやわらかくなるまで弱火~中火で煮込みます。
  • いったん火を止めてルウを少しずつ溶かしながら入れ、再び弱火で煮込みます。
  • 最後に、柿を適当な大きさに切り鍋に入れます。

「流川レンコンハンバーグの巨峰ソース添え」

■材料(4人分)

耳納いーとん(豚肉) 400g
流川レンコン 4分の1個
タマネギ 小1個
牛乳 大さじ3
パン粉 適量
小1個
少々
こしょう 少々
ナツメグ 少々
ケチャップ 少々
ウスターソース 少々
バター 大さじ1
サラダ油 大さじ2
巨峰 4房
「流川レンコンハンバーグの巨峰ソース添え」

■作り方

  • タマネギはみじん切りにし、フライパンにバターを溶かし透明になるまで炒め冷ます。
  • 計量カップに牛乳とパン粉を入れふやかしておく。
  • ボウルに全ての材料を合わせ入れ、ナツメグと塩こしょうで味付け、しっかり練る。
  • 人数分に分けて空気を抜き、楕円形に成型し、流川レンコンの薄切りを入れる。
  • フライパンにサラダ油をひいて、温まったら片面を中火で焼き色が付くまで焼き、裏返しにし弱火にし、蓋をして6分間蒸し焼きにする。
  • 巨峰ソースは、鍋に巨峰を入れ煮込み、煮汁をそのままソースにします。
使用食材について
  • 松本(柿)
    福岡県うきは市の特産物
  • 流川レンコン
    うきは市流川に先祖幕末から継承された蓮根という特産物があり、昔から共販体制がすでに確立されています。普通の蓮根と違い、穴が一個多く、食感が普通よりソフトになっているのが特徴です。
料理にまつわるエピソード
  • 地産地消を目的に青年部で主催した祭りの中のから生まれた料理です。祭りで青年部が上記二品を作り、消費者の投票で一位を獲得しました。これにより食した消費者(来客者)から、地のもの(柿並びに流川レンコン)の普及につながればと思います。

「福岡県三色おにぎり」

■材料(4人分)

3合
やましお漬 5枚
青高菜漬 5枚
古高菜漬 5枚
かつお節 2パック
白ごま 適量
しょうゆ 適量
ごま油 少々
「福岡県三色おにぎり」

■作り方

  • 「やましお漬おにぎり」
    • やましお漬をみじん切りにして、しょうゆ・白ごまを和える。
    • 1.をご飯と混ぜ、俵型に握る。
  • 「青高菜漬おにぎり」
    • 青高菜漬をみじん切りにして、しょうゆ・かつお節を和える。
    • 1.をご飯と混ぜ、俵型に握る。
  • 「古高菜漬おにぎり」
    • 古高菜漬をみじん切りにして、しょうゆ・ごま・かつお節とごま油で炒める。
    • 1.をご飯と混ぜ、俵型に握り、古高菜で包む。

「福岡県青協盟友スープ」

■材料(4人分)

キャベツ 2玉
アスパラ 12本
にんじん 2本
たまねぎ(小) 4玉
じゃがいも 4個
あらびきウインナー 4本
ハーブウインナー 4本
ベーコン 4枚
約1000ml
コンソメ 3個
パセリ 適量
適量
こしょう 適量
ブラックペッパー 適量

■作り方

  • 野菜の皮をむき、キャベツ・ニンジンを2等分に切り、その他の野菜はそのまま鍋に入れる。
  • 1.にあらびきウインナー、ハーブウインナー、ベーコン、コンソメを加える。
  • 2.の鍋に水を加え、野菜が柔らかくなるまで煮込む。
  • 塩・こしょう・ブラックペッパーで味を調える。
  • 具材を器に盛り、パセリで彩りをよくする。
使用食材について

  • 福岡県久留米市宮ノ陣地区で作られた特別栽培米「将軍米」。品種は夢つくしです。栽培を始めて13年、平成16年にF認証(福岡県の減農薬・減化学肥料栽培認証制度)を受けました。栽培の特徴は、本田防除をしないこと。乾燥や調製にも細心の注意を払っています。
  • 漬け物
    やましお漬は福岡県久留米市北野町の名産で、青高菜漬・古高菜漬も共に福岡県筑後地方を代表する漬物です。
  • キャベツ、ニンジン、アスパラ、タマネギ、パセリ、ジャガイモ
    福岡県産(特に久留米産)の食材を使用しています。
料理にまつわるエピソード
  • ご飯もの・おかず、この2品のテーマは共に「団結」です。
  • 県青協3食おにぎりは、調理人の地元の特別栽培米と福岡県を代表する漬物3種で作られたおにぎりです。「同じ福岡県盟友同士の繋(つな)がりを深め一つになる」といった願いが込められています。
  • 福岡県青協盟友スープは、福岡県内の食材をほとんどそのままの形で使用し、その食材一つ一つが福岡県青協盟友に例えられています。食材がそれぞれ特徴ある個性的な味を引き出し、それらが一つにまとまったスープ。これが福岡県青協です。

【福岡・JA北九東部青年部会の作品】

「美寿司」

「海老の手まり寿し」

■材料(4人分)

エビ 8匹
すしめし 2合
少々
ごま 少々
「美寿司」

■作り方

  • 海老はまっすぐに串を刺し、沸騰した湯に塩を少し入れ1分~1分30秒くらいゆがいてざるに打ち上げる。冷ましてから全部殻をむいてエビの腹側から包丁を入れ開く。
  • すしめしの中にごまをいれよく混ぜる。ラップに1.のエビを広げ、その上ににぎりくらいの大きさのすしめしを丸めて包み込み茶巾のように絞って形を整える。
「ぶりの笹の葉奉書巻き寿し」

■材料(4人分)

刺身用ブリ 4切れ
すしめし 2合
大葉 3枚
すし酢 少々

■作り方

  • ぶりは刺身の大きさくらいに切り、すし酢に1分間つける。しその葉は千切りにし、すしめしとよく混ぜる。
  • すしめしを4等分にし、にぎりにして1.をのせ、笹の葉で包み込む。
「茶巾寿し鮭フレーク」

■材料(4人分)

エビ 8匹
すしめし 2合
少々
ごま 少々

■作り方

  • 古高菜漬をみじん切りにして、しょうゆ・ごま・かつお節とごま油で炒める。
  • 1.をご飯と混ぜ、俵型に握り、古高菜で包む。

七菜盛り

「小倉牛と大根の奉書巻き」

■材料(4人分)

しゃぶしゃぶ用小倉牛 200g
ダイコン 1本
水菜茎の部分 1/4袋
ポン酢 適量
適量

■作り方

  • しゃぶしゃぶ用小倉牛を沸騰した湯の中に入れ、ほんのりピンク色になったら冷水に落とし粗熱をとる。布巾で軽く肉の水気を拭き、ポン酢にさっと絡め、3cmくらいの大きさにそろえておく。
  • 沸騰した湯の中に塩を入れ、水菜の茎を30秒ゆがいて、冷水にさらす。手で軽く水気を絞り、少量のポン酢にひたして、5cmくらいの長さに整える。
  • 大根を上下水平位置で長さ10cmの円柱に切り、桂むきにして、約3%の塩水に3~4分間つけたあと、布巾で軽くふく。
  • 3.を長さ15cmずつに切り、広げて1.の肉と、2.の水菜をすこし入れて巻く。
  • 食べやすい大きさに切って整える。
「うす揚げ宝当袋煮」

■材料(4人分)

うす揚げ 4枚
カボチャ 1/2個
サトイモ 1袋
鶏もも肉 1枚
小松菜 1/2袋
かつお節 1袋
400cc
薄口しょうゆ 25cc
みりん 50cc

■作り方

  • うす揚げ(5~6cm正方形のもの)の一辺に切り込みを入れ、袋状にしておく。
  • カボチャ、サトイモを食べやすい大きさに皮をむいて切る。鶏肉も食べやすい大きさに切る。鍋にカボチャ、サトイモ、鶏肉を入れ、その上に1.のうす揚げを広げ、食材がひたるくらいの水を入れて半分火が通るまで炊く。
  • 2.に水、薄口しょうゆ、みりんとかつお節をペーパータオルに包んだものを入れ、弱火で5~6分炊く。
  • 炊きあがりごろに小松菜を3cmくらいに切って3.と一緒に軽く煮る。
  • 炊きあがったうす揚げのなかに、カボチャ、サトイモ、鶏肉、小松菜を入れる。
「海老のしそ揚げ・春雨揚げ」

■材料(4人分)

大葉 40枚
エビ 20尾
マヨネーズ 大さじ9~10
少々
片栗粉 少々
サラダ油 適量

■作り方

  • 大葉を千切りにし、水でさらした後水気を絞り、片栗粉をまぶしてバットに広げておく。春雨を5cmくらいに切り、別のバットに広げておく。
  • エビを塩水でよく洗う。殻をむき背わたをとってみじん切りにし、ボールに入れて手でこねる。マヨネーズ、塩を加えてよく混ぜ、さらに片栗粉を加え軽く混ぜる。
  • 2.を半量ずつ分ける。一方は4等分し、1.のしそをつける。もう一方も4等分し、1.の春雨をいが栗のようにつける。
  • 3.を180度の油で2分間くらい揚げ、最後に軽く塩をふる。
「トマト釜サラダ明太マヨネーズ風」

■材料(4人分)

トマト 4個
水菜 1袋
エビ 4尾
マヨネーズ 大さじ1
辛子明太子 1腹

■作り方

  • トマトを横半分に切り、中をスプーンでくりぬく。くりぬいた中身は1cm角の乱切りにする。水菜は水洗いし、葉を少しちぎる。海老は背わたをとり、沸騰した湯にひとつまみの塩を入れて1分間湯がき、1cmの乱切りにする。
  • 辛子明太子の薄皮を取り、ボールの中に入れ、マヨネーズとよく混ぜる。
  • トマトの釜に、1.の具材をそれぞれ適量入れ、2.の明太マヨネーズをかける。
「カボス釜小松菜煮びたしと鮭フレーク和え」

■材料(4人分)

カボス 4個
小松菜 1袋
鮭フレーク 適量
200cc
薄口しょうゆ 13cc
みりん 25cc
かつお節 50g

■作り方

  • 小松菜は水洗いし、沸騰した湯の中で2分間ゆがいて冷水にさらす。3cmくらいに切って軽く水気を絞る。
  • 水、薄口しょうゆ、みりんを鍋に入れ、火にかける。沸騰直前に鰹節を入れ、すぐに火をとめてゆっくり冷ましてからペーパータオルでこく。
  • 1.を2.に10分間漬け込んだ後、軽く水気をきり、小松菜と鮭フレークを和える。
  • カボスを半分に切り、中をくりぬき器にする。その中に3.を入れ、上から軽くカボスを絞って果汁をかける。
「ぶりの照り焼き」

■材料(4人分)

ブリの切り身 4切れ
サラダ油 大さじ1
小麦粉 少々
【たれA】
濃口醤油 25cc
みりん 25cc
100cc
砂糖 少々

■作り方

  • ぶりは卵の大きさくらいのものを厚さ1cmくらいに切る。小麦粉を両面につけてフライパンにサラダ油を入れて中火でふたをして、両面約2分間軽く火を通す。
  • 【たれA】を1.のフライパンに入れ、火を少し強くして照りがでるまで焼く。
使用食材について

  • すしにすることで、保存状態が安定し、事前に準備することができるようにしました。また、酢の酸味をきかせることで、食欲増進をはかります。
  • 小倉牛
    地元特産の黒毛和牛種。枝肉の等級により“小倉牛”になります。奉書巻きにすることで、肉のうまみを残しつつ、さっぱりとした味わいで食べられるようにしました。
  • 水菜
    カボス釜、うす揚げ宝当袋、小倉牛奉書巻きに使用し、無駄なく活用しました。
  • 明太子
    トマト釜に使用。福岡の土産としても有名な明太子をマヨネーズと和えることで柔らかい味わいと見た目も美しいソースに仕上げました。
  • カボス
    カボス釜に使用。果汁を利用するだけでなく、内側をくりぬくことで見た目も季節感あふれる盛りつけ器として活用しました。
料理にまつわるエピソード
  • 田植えや稲刈り・もちつきなどイベントの後には反省会が欠かせません。楽しい集いを彩る膳となるよう、海老やトマト釜の赤、茶巾ずし(卵)の黄カボスの緑、ぶりの黒、奉書まきの白と食材の色にこだわりました。
  • また、イベントで疲労していても食が進むようにごはんものに「すし」を、大人数でも少量ずつ多種たのしめるように7種のおかずを盛り合わせました。