“トピックス”

「全国盟友手作り料理コンテスト」のエントリー作品を紹介- 東海・北陸ブロックレシピ

東海・北陸ブロック

【富山・JA高岡青年部の作品】

「ほうれん草&ベーコン丼」

■材料(4人分)

ご飯 240g
ホウレンソウ 2束
ベーコン 40g
4個
塩・こしょう 適量
サラダ油 適量

■作り方

  • ホウレンソウをゆでて冷水にあて、固くしぼる。
  • ホウレンソウは2cm、ベーコンは1cmに切り、卵はいり卵にする。
  • 熱したフライパンに油をひき、ホウレンソウとベーコンを炒めて塩・こしょうで味付けをする。
  • 熱々のごはんをお椀によそい、3.といり卵を盛り付ければできあがり。

「どっこきゅうりとエビのくず仕立て」

■材料(4人分)

どっこきゅうり 600g
エビ 8尾
大さじ2
薄口しょうゆ 大さじ2
片栗粉 大さじ1
3カップ

■作り方

  • どっこきゅうりの皮を厚めにむき、種とわたをとって食べやすい大きさに切る。
  • エビの背わたをとる。
  • エビをとりだし、殻をむく。※ゆで汁は捨てない
  • 3.のゆで汁に1.を入れて蓋をし、中火で10分煮る。
  • 5.に4.を入れ、酒、薄口醤油で味を調える。
  • 同量の水(分量外)で溶いた片栗粉を入れてとろみをつけ、沸騰してきたらできあがりです。
使用食材について
  • ホウレンソウ
    高岡は富山県内一のホウレンソウの生産地です。なかでも、「寒締めホウレンソウ」は甘みがつよく、歯ごたえがありとても評判です。
    甘さの秘密は、収穫可能な大きさに成長させた後、ハウス内に寒気を送り込み、ホウレンソウにストレスを与えることです。このストレスによって糖度が増し、通常のホウレンソウは糖度7なのに対して、「寒締めホウレンソウ」は糖度10とフルーツトマト並みの甘さになるのです。また、ビタミンなどの栄養価が高いのも特徴です。
    「寒締めホウレンソウ」を使用した今回のレシピは、「とことん高岡丼」シリーズの一つであり、名前のとおり高岡をPRするための丼ぶりのレシピです。このほかにも、高岡産の特産品を使用したレシピが季節ごとに多数紹介されています。
  • どっこきゅうり
    「どっこきゅうり」というのは、太キュウリと台湾キュウリを掛け合わせてできた品種です。ご存じのとおり、太キュウリは日持ちがよく昔からよく食べられていたものです。しかし、太キュウリは暑い時期には白くなり、苦味が増すという難点がありました。この難点を台湾キュウリと掛け合わせることにより、改善したのが「どっこきゅうり」です。
    「どっこ」というのは、「太くて、短い」という意味で、品種登録されています。これにより、高岡産のイメージが県内外に広がりました。
    「どっこきゅうり」を使用した料理は「越中高岡もてなし料理」のメニューにも記載されています。「越中高岡もてなし料理」は、県内外からのお客様に高岡の旬を味わってもらおうと始まった試みです。今回のレシピは、そんな「高岡どっこきゅうり」をメインにどこか懐かしい、あんかけにしました。
料理にまつわるエピソード
  • 先にも紹介しましたが、今回の料理には、高岡産の野菜を使用しています。高岡のPRはもちろん、地産地消を目指しているからです。
  • 生産者の方が心をこめて作った農産物を、直売場やインショップでの販売だけでなく多くの方に食べていただきたいということから高岡では多くのメニューが考案されています。県内外を問わず、高岡の特産品を知っていただき、高岡をより良くしていこうという願いがこめられた料理です

【静岡・JA伊豆太陽青壮年部の作品】

「豚ポコヌードル」

■材料(4人分)

うどん 4玉
チャーシュー 16枚
トマト(「アイコ」) 32個
メカブ 200g
麺つゆ 6~8カップ
白ネギ 4本
オリーブオイル 2カップ
バジル 4枚

■作り方

  • うどんをゆでる。
  • トマトを半分、チャーシューを食べやすい大きさ、キュウリを千切り、白ネギを白髪ネギにする。
  • 麺つゆとオリーブオイルをまぜる。
  • うどんの上にチャーシュー、キュウリ、白ネギ、メカブ、トマトをトッピング。
  • つゆをかけて、仕上げにのりとバジルをのせて完成。

「ナスのスタミナ炒め」

■材料(4人分)

ナス 12本
ニンニク 8片
ショウガ 4片
しょうゆ 大さじ4
みりん 大さじ4
オイスターソース 少々
いりごま 少々
調理用油 適量

■作り方

  • ナスを乱切りにし、水にさらし、水分をとる。
  • ナスを素揚げする。
  • フライパンに油をひき、ニンニクとショウガを炒める。
  • ナスをいれ、しょうゆとみりん、オイスターソースで味を調える。
  • 炒りごまを振りかけて完成。
使用食材について
  • トマト「アイコ」
    もともとハウスミカンを生産していましたが、重油の高騰により多量の重油を必要とするハウスミカンの生産を断念せざるをえなくなりました。ハウスミカンを希望してくれていた消費者に対して申し訳なく思う気持ちから、ミカンにと同じように喜んでもらえる農産物を、と「アイコ」の生産を開始。直売等により販売しています。
料理にまつわるエピソード
  • 使用食材にも記載したトマト「アイコ」。ちょっとオシャレで食べやすい形から大変人気がありますが、売り先は一般にサラダ用とイタリアンレストランが主であるため、手軽に作れる和食料理があればもっと地元の消費者にも食べてもらえるのではないか、と考案しました。
  • さらにメカブを入れ、夏の暑さに負けない体を作り、汁まで全て食すことができるように配慮しました。

【愛知・JA愛知西青年部の作品】

「中華おこわ」

■材料(4人分)

一宮産のもち米(30分前に洗って水を切る。) 3カップ
豚肉のかたまり 200g
ごま油(炒め用) 適量
ショウガ(粗みじん) 1片
シイタケ 5~6枚
タケノコ(粗みじん) 50g
ネギ(粗みじん) 15cm
【調味料】
しょうゆ 大3と1/2
砂糖 大さじ1
大さじ2
小さじ1/2
こしょう 少々

■作り方

  • 大フライパンを熱し、ごま油でショウガとネギを炒め、1cm角に切った豚肉、残りの具を加えて炒める。
  • 沸騰したらもち米をいれて、【調味料】と混ぜながら水分を完全に吸わせたら、出来上がり。

「ナスと揚げの煮浸し」

■材料(4人分)

千両なす 5本
油揚げ 1枚
白ごま 適量
しょうゆ 適量
みりん 適量

■作り方

  • 油揚げを熱湯にさっと通し、油抜きをしておく。
  • 大フライパンで、八つ切りにした油揚げと、くし切りにした千両なす、しょうゆとみりんを入れて炒める。
  • フライパンにふたをしてしばらくおき、しんなりしたら、白ごまを絡めて出来上がり。
使用食材について
  • もち米
    一宮産。青年部の盟友が作ったもち米。減農薬と有機栽培米です。自然にカモも田んぼに遊びに来ます。
  • ネギ
    稲沢産。見た目が悪いが農薬を使用していないネギです。肥料は牛糞堆肥を使用しています。
  • ショウガ
    青年部OBの方が生産しました。
  • ナス
    一宮産「千両なす」。
  • 白ごま
    白ごまは、私が種をまいて収穫しました。少量生産なので、とってもよくできました。
  • 油揚げ
    食品会社に行って、作ってきました。いい出来だったので、社長さんもびっくりされました。
料理にまつわるエピソード
  • 初めに中華おこわを作った時に、完成したものをデジカメで写そうと思ったら電池が切れていたので、充電後写そうとハウスにかん水作業に行きました。そうしたら、その間に夏休み中の子どもたちが完成したものを全部食べてしまって、皿しかなくびっくりしました。
  • できる限り、地元産の食材を集めて作りました。