“トピックス”
「全国盟友手作り料理コンテスト」のエントリー作品を紹介-東北・北海道ブロックレシピ
東北・北海道ブロック
【北海道・JAこしみず青年部の作品】
「じゃがいもごはん」
■作り方
- ジャガイモ「インカのめざめ」をサイコロ切りにし、米と一緒に炊き込むだけ。甘味を出すために少々の塩、北海道産ビートシュガーを入れる。
「ブロッコリーの浅漬けのりつくだに添え」
■作り方
- ブロッコリーの茎の部分をうす切りにし、塩で少々もむ。
- 市販の全型のりをフライパン等でしょうゆで煮る。
- ほどよくつかったブロッコリーに、つくだにをのせて完成。
使用食材について
- 米
当然北海道米です。 - 「インカのめざめ」
小ぶりですが、栗のように甘味のある黄色いジャガイモ。 - ブロッコリー
肥料を抑えて栽培した、甘みの強く栄養価の高い自作のブロッコリーです。
料理にまつわるエピソード
- 食の原点回帰。昔の食卓で見たようなごはんと浅漬けです。ブロッコリーも芋も熟成させて本当の意味で食材、素材を生かし余計な味付けはせずに作ります。油も使いません。
- 「インカのめざめは栗みたいな味がする」と言ったのを妻が覚えていて、栗ごはんをイメージしたらおいしかったという一品です。
- ブロッコリーの浅漬けは、海外ではゆでずに食べると聞きました。日本らしくしたら浅漬けに。母の一品です。
- のりのつくだには普段から作ります。
【岩手・JAいわて中央青年部の作品】
「純情炊き込みごはん」
■作り方
米(「いわて純情米」) | 4合 |
五穀米 | 適量 |
ニンジン | 1本 |
ゴボウ | 2分の1本 |
エリンギ | 150g |
こんにゃく | 2分の1枚 |
油揚げ | 2分の1枚 |
三陸ベビーホタテ | 100g |
青豆 | 適量 |
【調味料】 | |
水 | 144ml |
めんつゆ | 576ml |
塩 | 少々 |
「ふわふわ豆腐ハンバーグ」
■材料(4人分)
牛ひき肉 | 500g |
ニンニク | 5片(みじん切り) |
ショウガ | 1片(みじん切り) |
ネギ | 1本(みじん切り) |
タマネギ | 1個(みじん切り) |
牛乳豆腐 | 50g |
青葉 | 10枚 |
ごま | 適量 |
食用油(焼き用) | 適量 |
【つけあわせ】 | |
パプリカ(2色) | 適量 |
パセリ | 適量 |
大根おろし | 適量 |
■作り方
- 県産牛ひき肉に、ニンニク・ショウガ・ネギ・タマネギ・牛乳豆腐・青葉・ごまを入れ、こねる。
- 1.を成型して焼き、焼き上がったハンバーグに県産パプリカ、パセリ、大根おろしを添える。
使用食材について
- 特別栽培米ひとめぼれ
岩手県では、「ひとめぼれ」は県南部を中心に栽培されており、全国食 味ランキングで、平成6年から20年にかけて14回の最高ランク「特A」という評価を受けています。 - 雑穀
岩手県では全国生産の約6割を占める主産地となっています。 - ねぎ(やわら香)
県産ブランドで、環境にやさしい生産技術と高鮮度流通で、ねぎ本来のやわらかさと香りが特徴です。 - 牛ひき肉
岩手県の肉用牛は東北第1位、全国第6位の出荷頭数を誇り、霜降り肉が特徴の「黒毛和種」と、赤身肉の旨みが自慢の「日本短角種」が生産されています。
料理にまつわるエピソード
- 純情産地岩手の安全・安心な食材を品質・味と共に全国にアピールしたいと思っています。
【秋田・JA秋田ふるさと青年部の作品】
「ふるさとの香り」(ご飯もの)
■材料(4人分)
米(「あきたこまち」) | 2合 |
「シシリアンルージュ」 | 5個 |
タマネギ | 2個 |
比内地鶏もも肉 | 150g |
トマト「シシリアンルージュ」のピューレ | 600ml |
塩・こしょう | 少々 |
バジル | 少々 |
■作り方
- たまねぎと鶏肉を炒めたら、シシリアンルージュを火に通してつぶします。その中にピューレをいれて塩・こしょうで味をつけ、ご飯を入れて、最後にバジルで香りをつけて出来上がり。
「ふるさとの香り」(おかず)
■材料(4人分)
ピーマン | 4個 |
シイタケ | 8個 |
タマネギ | 適量 |
ひき肉 | 300g |
シシリアンルージュ | 8個 |
アスパラガス | 5本 |
ベーコン | 4枚 |
大根おろし | 適量 |
しょうゆ | 適量 |
■作り方
- ひき肉とたまねぎをみじん切りにしたものを混ぜ、半分に切ったピーマンとシイタケに詰めてフライパンで揚げます。
- シシリアンルージュとあらかじめ茹でておいたアスパラガスをベーコンで巻いてオーブンで焼いて出来上がり。おろし醤油で頂きます。
使用食材について
- 米「あきたこまち」
いつもなにげなく家で食べているが、きっと変わった調理法があるのではないかと思い作ってみました。 - シシリアンルージュ
最近、当JA管内で作付け拡大を進めているから。 - シイタケ
当JA管内で力をいれている品目だから。
料理にまつわるエピソード
- テレビを見ていて、自分もそれをもとに時間があったら様々な具材等で作ってみたい料理だったため。
【山形・JA真室川町青年部の作品】
「山形グルメバーガー」
■材料(4人分)
パテ用牛豚合挽き肉(牛は山形牛、豚は最上豚) | 150g |
ばら肉のベーコン薄切り(最上豚) | 8枚 |
茹でて、すりつぶしたサトイモ(パテのツナギ) | 1個 |
タマネギM玉(半分は刻み、半分は薄くスライス) | 1個 |
レタス大きな葉 | 4枚ほど |
ピクルス(酢漬けの小さなキュウリでも可) | 適量 |
トマト(4枚にスライス) | 大1個 |
茹で上げた枝豆(茶豆) | (鞘から豆を取り出して)100g程度 |
バンズ用米粉パン(山形県産米使用) | 4個 |
生卵 | 小2個 |
牛乳 | 10cc |
だし昆布 | 5cm×2cm程度 |
蔵王チーズ | 適量 |
【調味料】 | |
塩、こしょう | 少々 |
市販マヨネーズ | 大さじ1杯ほど |
サラダ油 | 30ccほど |
マスタード | 小さじ1杯ほど(好み) |
バター | 10g |
ケチャップ | 大さじ5杯 |
米酢 | 20cc程度 |
砂糖 | 大さじ1杯 |
鶏がらスープの素 | 小さじすりきり1杯 |
■作り方
- だし昆布を手で割いて、米酢に漬けておく(30分後にマヨネーズソースへ使用)
- 茹で上げている枝豆をミキサーで粗挽きにし、それに牛乳10ccを入れ、塩をふる。
- 卵2個を黄身と白身に分ける。白身をミキサーで撹拌(かくはん)し、メレンゲになったらひき肉に混ぜ込む。その後黄身をミキサーで撹拌し、別の器にとる。
- メレンゲの入ったひき肉に、すりつぶした茹でサトイモと刻みタマネギを入れて軽く塩とコショウをかける。そして手で混ぜ込んでいく。適度に粘りがでてきたら4分の1に分け、そのひき肉の固まりをサラダ油を塗った両手でそれぞれキャッチボールしながら中の空気を抜く。できあがった4個のパテは皿に並べて冷蔵庫へ。
- 【マヨネーズソース作り】
卵黄を片手でかき混ぜながら、もう片方の手でサラダ油を少しずつ垂らしていく。粘りが出てきたのを確認できたらサラダ油の投入スピードを速めていく。昆布を漬けた米酢と砂糖、塩を投入し、かき混ぜる。最後に市販のマヨネーズとマスタード、鶏がらスープの素を入れてかき混ぜる。 - 【パテとベーコンの焼き上げ】
パテを熱したフライパンにのせ、中央を指で押してくぼみを作っておく。最初に強火で両面に火を通したら、中火~弱火程度で15分ほど加熱して焼き上げ終了。ただし、その5分ほど前にベーコンを入れて焼きベーコーンをつくる。パテとベーコンの焼き上げ後、フライパンに残った肉汁にケチャップとバターを入れてかき混ぜる。このソースを温めたパンの内側部分に塗っていく。 - 半分にカットしてソースを塗ったパンにパテ、薄切りチーズ、ベーコン、レタス、マヨネーズソース、スライスしたタマネギ、トマト、枝豆ペーストを乗せていく。最後にソースを塗ったパンをかぶせて出来上がり。
「スープDE米麺」
■材料(4人分)
米麺 | 120g×4玉 |
牛乳 | 800cc |
特製ブイヨン | 100cc |
エビ、ホタテなど | 200g |
マッシュルーム、ブロッコリーなど | 200g |
パセリ | 適量 |
■作り方
- 沸騰した鍋で麺をほぐし、1分間茹でる。
- 茹で上がった麺を水でしめて、ざるなどでしっかり水を切る。
- 鍋にオリーブオイルを適量たらし、ホタテ、エビ、マッシュルーム、ブロッコリーなどの具材を炒める。次に牛乳とブイヨンを加え良くかき混ぜる。
- 最後に茹で上げた麺を加え、ひと煮立ちさせたら出来上がり。
使用食材について
- 米粉のパン
新規米(米粉)使用 - 肉
牛はWCS(ホールクロップサイレージ)、豚は餌米で飼育 - 米粉めん
新規米(米粉)使用 - 牛乳
牛はWCSで飼育 - 水田フル活用の米から出来上がった食材を集めると、こんなメニューになりました。
料理にまつわるエピソード
【福島・JA会津いいで青年部の作品】
「桃太郎ごはんと、うさちゃんふりかけ」
■材料(4人分)
米 | 4合 |
キビ | 40g |
ニンジン | 60g |
カツオ節 | 2g |
【調味料】 | |
ごま油 | 4g |
しょうゆ | 8g |
■作り方
- 白米にキビを混ぜ炊飯器にセットする。
- 「うさちゃんふりかけ」を作る。ニンジンをみじん切りし、温めたフライパンで炒る。水分がなくなりパラパラしてきたところで、カツオ節を入れ軽く混ぜ、ごま油としょうゆを入れる。
「かぼちゃのミソグラタン」
■材料(4人分)
カボチャ | 200g |
ニンジン | 60g |
ピーマン | 80g |
タマネギ | 80g |
豚肉 | 適量 |
チーズ | 40g |
パン粉 | 少々 |
【調味料】 | |
みそ | 適量 |
料理酒 | 適量 |
【ホワイトソース】 | |
バター | 80g |
米粉 | 80g |
牛乳 | 800cc |
塩・こしょう | 少々 |
■作り方
- かぼちゃを2cm角に切り電子レンジで45秒位温める。
- 千切りにしたニンジン、ピーマン、タマネギをフライパンで炒め、火が通ったところで豚肉・かぼちゃを入れ、そのあと弱火にしてみそと料理酒を混ぜたたれを入れ、よく絡める。
- ホワイトソースを作る。鍋にバターを溶かし米粉を入れよく混ぜる。火加減に注意しながら少しずつ牛乳を入れながらよく混ぜる。粘りが出てきたら塩・こしょうを入れ味を調える(薄めに味付け!!)
- 2.で作った具をグラタン皿に盛り付け、ホワイトソースをかけ、その上にチーズ・パン粉を少々のせ、オーブンで15分焼く。
使用食材について
- 白米
有機JAS認証のお米。毎日食べている、自家製の会津産コシヒカリ。安心でおいしいお米です。 - きび
不足しがちのミネラルが豊富で地元では昔からご飯と一緒に炊いていました。 - にんじん(うさちゃんふりかけ)
おかずで使用するあまりを使ってふりかけに。 - 感動かぼちゃ
熱塩加納に昔からある伝統野菜。普通のかぼちゃと違って細長い形をした変わったかぼちゃ。甘くてホクホクしている。
料理にまつわるエピソード
- 全国的にも知られている喜多方市「熱塩加納給食」(週5日米飯給食・地元野菜使用)で実際に出ている献立をベースに大人向けにアレンジしてみました。
- 給食の栄養士さんにアドバイスを受けながら何度も試行錯誤し、こんなにも料理で悩んだのは初めてでした。
- 凝った料理というよりは、誰にでも簡単に作れる料理です。地元の伝統野菜と米粉を使った味噌仕立ての和風グラタンに仕上げました。たくさんの方に食べていただき実際に作っていただきたいと思います。是非、よろしくお願いします。