JA全青協臨時総会と第5回委員長事務局合同会議を開催
JA全青協は、2009年3月17、18日の両日、JAビルで臨時総会と第5回委員長・事務局合同会議を開催した。17日の臨時総会では、次年度の会長として山本毅氏(神奈川県農協青壮年部協議会委員長)、副会長には岩崎隆氏(岩手県農協青年組織協議会会長)をそれぞれ選任した。
臨時総会での選任をうけ、山本新会長・岩崎新副会長の両名が、「現在の社会情勢は混迷を極めている。また、農業を巡っても今後を左右する案件が山積している。盟友の心を一つにしてやっていきましょう」(山本新会長)、「食料・農業・農村基本計画見直しが始まっています。現場の声が政策に生かされ、日本の食・農業が良い方向へ進むよう頑張ってまいります」(岩崎新副会長)と抱負を述べた。
なお、次期会長・副会長の就任は5月25日に開催する第56回JA全青協通常総会終了時からとなる。
引き続き開催された第5回委員長・事務局合同会議では、JA全中農政課課長 金井健氏から「新たな食料・農業・農村基本計画の策定に向けたJAグループの取り組みについて」と題し、情勢報告があった。
また、協議事項として「第55回青年大会等のアンケート結果と今後の対応(案)」「平成21年度JA全青協活動計画(案)及び収支予算(試算)」等の案件について執行部から説明があり、質疑応答が行われた(トップページの「スケジュール・会議資料」にある「第5回J A 都道府県青年組織委員長田事務局合同会議の議事概要」(PDF)を参照)。
18日には、研修会並びに専門部会が開催された。
研修会では、(有)シュシュ代表取締役の山口成美氏を講師として招き、「おおむら夢ファームシュシュが手掛けるアグリビジネスについて」と題した講演が行われた。山口氏は、農商工連携や直売所運営等ユニークな事業展開を紹介。示唆に富む講演内容に、出席者からは「アイデアを生み出す発想力と、それを実行に結びつけるフットワークの良さがたいへん参考になった」と、声が寄せられた。
18日午後に開催された本年度最後の専門部会では、各部会が各々のテーマについて学習を深めたほか、本年度の取り組み総括や次年度に向けた方針について意見交換が行われた。