“トピックス”

竹村全青協会長、WTO農業交渉対策全国緊急代表者集会にて決意表明

JA全中と全国農政連は12月9日、東京・日比谷野外音楽堂においてWTO農業交渉対策全国緊急代表者集会を開いた。

全国から集まった3000名の参加者を前にして、竹村会長は青年農業者の代表として登壇。「会長に就任して以来、農業・地域を愛する盟友がいかに多いのか、改めて気付かされた。この素晴らしい仲間を1人足りともなくしたくない」と切り出した。

そして、「私たちは次世代の食料確保ため、地域の維持ため、豊かな自然の保護のために農業を続けていくという強い気持で農作業に励んでいる。しかし、WTO農業交渉がこのまま妥結に至れば、農業を続けたくても続けられない状況に追い込まれてしまう。これでいいはずがない。青年農業者の想いを無にしないためにも、日本農業の崩壊につながるような合意に至らぬよう、しっかりと交渉に臨んで頂きたい」と要望した。

竹村会長は最後に、「日本で作り、日本で食べるという当たり前の権利を守り、農業者が希望を持って営農を続けられるよう、力を合わせて頑張りましょう」と締めくくった。