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第3回JA都道府県青年組織委員長・事務局合同会議を開催
第3回JA都道府県青年組織委員長・事務局合同会議を開催
JA全青協は、10月21、22の両日、第3回JA都道府県青年組織委員長・事務局合同会議を東京・JAビルで開催した。
初日の同会議の冒頭、竹村会長は「先日開催された食料・農林漁業・環境フォーラム10周年記念シンポジウムにパネルディスカッションのパネラーとして参加した。その場で、来場者の一人から『今の農業危機について、現場からの訴えがあまり聞かれない。青年部はおとなしいのではないか』という声があがった。まだまだアピールが足りていないようなので、皆で活動を盛り上げていきましょう」と、挨拶した。
続いて、「第55回JA青年大会の枠組み」について協議・検討を行い、大枠の確認が行われた。また、「第56回大会以降の検討事項について」では、来年度以降の青年大会記録映像のDVD化について協議した。
そのほか、「都道府県段階の組織基盤強化・活性化等にかかる現状・実態調査の調査結果について」、「第2回専門部会の開催状況と今後の持ち方について」、「全農映制作映画『田んぼ』への支援協力について」などの報告があった。
2日目は、JA全中水田農業対策課の一箭拓朗課長が「20年産米の需給見通しと今後の米政策」、農政課の加藤純さんが「平成20年度農林水産予算関係補正予算案の概要」について、それぞれ情勢報告を行った。
また、食農・くらしの対策室の伊藤悟調査役をコーディネーターに、「食農教育強化全体学習会」を実施した。学習会では「中学生を対象として農業体験学習を実施する場合のプログラム提案」をテーマに、ブロックに分かれてグループ討議・発表を行った。
2日目午後は、4部会に分かれて専門部会を開いた。終了後には、専門部会全体報告会を実施。初の試みで、各部会での議論を参加者全員に周知するのを目的としている。