“組織概要”

全国農協青年組織協議会(略称:JA全青協)は、46都道府県青年組織を会員とし、関係諸団体と提携して、農業青年の協同意識を高め、農業をよりどころとして、豊かな地域社会を築くことを目的に昭和29年に設立された全国組織です。

全国で約5万人を構成員としている団体で、日本農業の担い手・中核者となるもので、おおむね20歳から45歳までの青年層が中心となった組織です。

会長メッセージ

令和7年度 全国農協青年組織協議会 会長

北川 敏匡(きたがわ としまさ)

出身青年部JAいがふるさと青年部
略歴令和4年5月 JA三重青年部 会長
令和4年5月 全国農協青年組織協議会 理事
令和6年5月 全国農協青年組織協議会 副会長
経営作目水稲、ミニトマト、ミディトマト、いちご

 近年、異常気象と評される豪雨、豪雪、干ばつ、雹などによる自然災害が全国各地で頻発し、畜産・酪農業においては家畜防疫強化の必要性が高まっています。さらに、不安定な国際情勢やあらゆる生産資材価格の高止まり、米国の関税措置による産地への影響の懸念など、従来の営農を困難にする要因が山積しています。
 このような中で、農業者が生産コストの上昇分を農畜産物価格に転嫁できない現状は、「この国の農業、日本の食卓はどこへ向かうのか」という根本的な問いを突きつけています。

 我々農業者には国民の皆様に安全で安心な農畜産物を安定的に供給し、日本の食卓を守っていく責務があります。そのためには、農業者同士はもちろん、国民の皆様とも対話を通じてお互いの理解を深めていくことが必要です。
 この対話において、特に重要であると考えていることは、国民の皆様・農業者双方の「敬意」と「礼儀を持った対話の姿勢」です。これは、誰もが心地よく関係を築いていくために必要な、当たり前でありながら、近年少しずつ忘れられがちな感覚かもしれません。
 互いの声に真摯に耳を傾け、互いの最良な解決策を探し、試していく。互いに尊重し合い、接することで長く信頼を育んでいける良好な関係を築いていけるのではないでしょうか。
JA全青協は、引き続きポリシーブック活動を基盤に、生産現場の農業者の声をJA事業や農政にしっかりと反映させ、安心して営農に取り組める環境づくりに努めてまいります。

 また、今年度は「さあ、みんなでやってみよう!」を合言葉として、それぞれのJA青年組織において活発な活動が展開されます。
 食や農業への関心が高まる中で、今こそが私たちの取り組みや想いを知っていただく大きなチャンスであると感じています。
 だからこそ、日本農業の発展と持続的で豊かな社会の実現に向けて、私たち自身も地域に根ざし、誠実に、そして着実に活動を重ねてまいります。

JA青年組織綱領

JA青年組織の責務として取り組むべき組織綱領です。

役員体制

全国農協青年組織協議会(略称:JA全青協)の役員体制についてご紹介します。

協議会規約

15条からなる全国農協青年組織協議会規約です。

シンボルマーク

全国農協青年組織協議会のシンボルマークは青虫がモチーフです。こちらではシンボルマーク使用規定とダウンロードについてご案内しております。

オリジナルソング

JA全青協創立40周年を記念して制作されたオリジナルソングのご紹介です。