テーマ今こそ求められる発信力
2012.07.10
JA富山県青壮年組織協議会会長の宇川です。
まず初めに九州における記録的豪雨により被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
今、この時も盟友は各地で起きた自然災害、放射能による風評被害と闘い、もがきながらも未来に向かい、あきらめず努力しています。
そんな中、政治家は「消費増税」「原発再稼働」「TPP交渉参加」を政局に、国民を無視しているとしか思えない動きをしています。
また、マスコミも「消費増税」「原発再稼働」「TPP交渉参加」の必要性を訴え、極端に偏った報道しかされていません。
このような事が許されるわけがありません。だからこそ、自分たちが今、出来ることを真剣に考えなければなりません。
盟友の皆様も各地でTPPの勉強会等を行っていることと思います。しかし、自分たちが勉強しただけでは自己満足でしかありません。
自分の友人からでかまいません。
「TPPちゃ知っとっけ?(富山弁)」【訳:(TPP交渉参加を皆さんどう思われますか?)】と話題にしてください。
非関税障壁等、国の形を一変しかねない協定であることをきちんと説明できれば、きっと反対していただけるはずです。一人でも多くの支援者を作ることで世論を自分たちで作りましょう。
「われらは、国民との相互理解を図り、食と農の価値を高める責任ある政策提言を行う」
すべてはJA青年組織綱領にあり、今こそ実践すべきなのです。
農業を通じ知り合った地域の皆様に、勉強した内容を「我々は地域社会のためにTPP交渉参加に反対している」と理解していただき、また、さらなる出会いを求める活動を行っていくことで盟友の結束力も高めることができるのです。
富山県は唯一、富山経済同友会がTPP交渉参加反対を表明していただいています。
これからもあきらめずに、盟友の絆の力を信じTPP交渉参加を断固阻止しましょう!