“群馬県農協青年部協議会”

群馬県農協青年部協議会 委員長

水野 喜徳

テーマ日本を守る農業のかたち

2015.11.17

 群馬県農協青年部協議会の委員長、水野です。

 去る10月7日、TPP交渉は私達の意に反して大筋合意となってしまいました。これから日本の農業は大きくその形を変えてしまう恐れが生じています。

 私は日本の農業はその地域によって様々な形態で、その土地に合った農業の 進化があると考えています。そしてその形態こそが国土保全、美しい農村風景を創っていると思います。

 群馬県は、関東平野から中山間地域を経て、高原地域へと標高差約800メートルを有します。平野部の米麦2毛作から中山間では群馬の特産でもあるコンニャク産業、高原地では大型高原野菜へと、そしてその全ての地域で畜産・酪農と、TPP交渉における聖域である重要5品目のほぼ全ての農業のかたちが存在しています。

 JA群馬青協は今年創立60周年を迎えます。私達が先人より預かった農業、農地を次世代に残していく責任を全うする為に、全国盟友一致団結してこの局面を乗り越えましょう。