“栃木県農協青年部連盟”

栃木県農業協同組合青年部連盟 委員長

益子 丈弘

テーマ盟友とともに

2012.07.03

「皆様、こんにちは」 私は、JA栃木青年部連盟の益子です。2年目を迎え昨年の活動を見つめ直し、この1年を全力で邁進していきたいと思います。顧みますと昨年も様々な事が次々とおきた年ではなかったでしょうか? 多くの自然災害は四季を通して発生し、いつ何時おこっても、おかしくない状況です。東日本大震災を契機に人々の考え方が変化しつつある今、自然を相手に生業を続ける私達も、農業の原点、地球温暖化などをもう一度考え直し、私達だからこそ出来る行動をおこしていきたいと想います。みなさんも御存知のとおり農業は自分達の技術や経験はもとより、その土地の土壌性質、気候、更には地域コミュニティなど様々な上に成り立っております。被害を受けたからといって別の場所にて全て同じ経営とはいかないのです。

これらの事より理不尽なものがTPP参加に向けた政府の取り組みではないでしょうか? あらゆる物の関税を全て例外なく撤廃、ISD条項、ラチェット条項等々、何から何まで経済の一部歯車に変える様な姿勢に疑問をもちますと同時に守り抜かなくてはとの想いを強くします。そういう中で全国に展開された我々の青(壮)年部組織は、一人の力の限界を補って余りある底知れぬ"力"を秘めていると感じております。それは時に叡知であり、行動力であり、仲間を思える優しさ、団結力であり、住んでいる場所は違えど"農業"を営んでいる多くの盟友と同じ刻を生きている。想いを一つに更に絆を深めて様々な難局に立ち向かっていこうではありませんか!

その為に、出来る目の前の課題に精一杯に取り組んでいこうと思っています。自分達の想い描く"農業"の未来のために!!