“愛媛県農協青壮年連盟”

愛媛県農協青壮年連盟 委員長

西岡 洋司

テーマ農業就農って?

2011.03.15

坊ちゃん、道後温泉、そして今話題の坂の上の雲で有名な松山市で農業をしています。農家の3姉弟の長男として生まれました。物心付いた頃には、姉たちは一生懸命農作業を手伝っていましたが、私は全然手伝っていませんでした。そんな私が農業に就農しようと思ったのが、20歳の頃でした。しかし、親に反対され就職したのですが、農業への想いは消えることなく、最終的に30歳の頃就農しました。就農と同時に青壮年部への勧誘があり入し、視察研修や学習会に参加する中で、農業が更に楽しく、人と人とのつながりも広がりました。

現在、私の子ども達(小3、小2)は、農作業を全然嫌がらず率先して手伝ってくれます。おそらく、妻に似たのだと思いますが、本当に有り難いと思っています。

地域での青壮年部活動では、4年前から近所の幼稚園の園児を対象に ジャガイモ掘り、田植え(紐を引っ張っての手植え)、稲刈り(鎌を使っての手刈り)、サトイモの定植・収穫などを行っています。活動をする中で、「幼い頃から農業を始めれば、ゴルフ選手や野球選手のように、すばらしい農業人を育てられるのではないか」と思ったりします。

今後も、地域での農業体験活動を継続的に取り組み、また青壮年部のつながりを活かして他の地域での農業体験を子ども達に提供することで、県内産農畜産物に関心を持ってもらい、更に農業に対して親しみを持ってもらえたらなと考えております。