“福島県農業協同組合青年連盟”

令和4年度 福島県農業協同組合青年連盟 委員長

折笠明憲

テーマ「実践する否定者であれ」

2023.03.13

JA福島県青年連盟・委員長の折笠です。

タイトルに挙げさせていただいた言葉は私たち福島青年連盟を立ち上げた初代幹事長であり、その後福島の会長にも就任された「安田 壽男」(やすだ としお)様から直接言われた言葉です。数年前の総会で記念講演に出演していただいた際、前段の総会で思うところがあり、講演の冒頭からお𠮟りをうけました。「なんて静かな総会なんだ。思うところや、少しで感じた事があればもっと意見を言うべきだ。また執行部もはっきりと答えるべきだ。農家であり、組合員であり、盟友であることを誇りに思いそこから集めた資金を使い活動していることを考えなさい。」その後、青年部の立ち上げの思いや当時の経験などのお話を聞かせていただき、最後にタイトルである「実践する否定者であれ」と言われました。簡潔に言えば、【JAを利用し、そのうえでしっかりと意見を言える盟友になりなさい】ということです。

JA批判からはじまり、取扱い品目が高い、手数料があるから使いたくないなど、悪いイメージだけが先行し、JA離れが起きているほか、実際に利用もせずに文句しか言わない人も多くいるかと思います。そんな中でもJAを利用したからこそわかる悪い点や、改善点をしっかり伝えJA事態を良い方向に導き出せる組織が農青連であります。さらに今まで積み上げてきた功績が、国をはじめ行政に伝える力にもなっています。

最後に、毎年様々な困難が多く大変な道のりですが、この組織はそれに負けず前に進む力があると思います。私も微力ながら頑張りますので、共に頑張りましょう。