“石川県農協青壮年部協議会”

JA石川県青壮年部協議会 委員長

南 優

テーマ農の発信

2009.11.04

 こんにちは。JA石川県青壮年部協議会委員長の南優です。

 日照不足であった今年の夏も終わりを告げ、季節は秋。すっかり涼しくなってきましたね。私たち農業者にとっては、美味しいものがたくさん実り、収穫の喜びを味わえる季節です。消費者のみなさんにとっては食欲の秋。農業者と消費者が「食を通じて語れる季節」でもあります。

 さて、JA石川県青壮年部協議会では、今年度の活動テーマを「次世代に伝えよ、農の魂 農の力」に設定しました。特に、消費者・子供たちへの食農教育・農業理解促進活動の取り組みを重点活動とし、JA青壮年部がJAやJA女性部等と連携のうえ、農業体験活動等の実施を推進しています。

 このような中、県内各JAの農業まつりでは、餅つき・ポン菓子の実演販売、今が旬の地元農畜産物の販売のほか、盟友扮するオニギリマン(着ぐるみ)と子どもたちとのふれあいなどが実施されており、農業者と消費者との間で「ありがとう~」の会話と実りの秋を喜び合う「笑顔」が生まれています。

 先日、県消費者大会が開催され、パネリストとして参加してきましたが、これらのJA青壮年部の活動を紹介し、微力ながらJA青壮年部の広告塔としてPRしてきました。

 また、11月14日に県青協主催の営農研修会で直売所視察研修を予定していますが、農業者からの一方的な発信とならないよう、消費者意識の把握にも努めていく所存です。

 政権交代により、個別所得補償制度の導入をはじめ農業政策が大きく変わろうとしていますが、私たちJA青壮年部は、これまで同様、今できることを地道に取り組み、マスコミ等と上手につきあいながら、私たちの活動を広く国民に対し発信していきましょう。