“埼玉県農協青年部協議会”

JA埼玉県青年部協議会 委員長

島田喜昭

テーマ充実の秋に向けて

2009.09.15

 3年目の委員長を務めます、埼玉県農協青年部協議会の島田喜昭です。今の我が家は、秋冬ニンジンの間引き作業のまっ最中です。

 さて、埼玉県青協では先週の7日に親睦ソフトボール大会を開催し、ある青年部が5年連続の優勝という結果で終わりました。良きライバルとなる青年部チームも現れ、白熱する試合も展開されたのですが、経験の違いが結果に表れているようです。

 このように大会は盛り上がったのですが、県青協に加盟する青年部を見てみると、活発な活動をしている組織が一部に偏ってきていることに気が付きます。単組での活動が大事なのは承知のところですが、それに加え県青協の各事業に積極的に参加してもらおうと思い、アプローチをするとそれに付いていけないとひかれてしまうのです。

 本県は農畜産物の消費県であるとともに農業県でもあり、県内には数多くの青年農業者が存在する。にもかかわらず青年部が未組織のJAが数多く、県内の全青年農業者が一致して何かに取り組むということができないでいます。

 われわれ県青協は昨年30周年を迎えたのを機に、長期活動計画を定めました。その中のひとつに"お互いに情報を共有すると共に、活力ある仲間作りを進める"とありますが、このような現状を改善すべき組織の拡充に取り組むには、何からどう手を付けたらいいのか、これといった方法が見出せないでいます。

 これからの季節は実りの秋を迎え、農家は充実の秋になることを期待していることと思います。委員長として3年目の今年(すでに半年という期間が過ぎようとしていますが)、県青協と県内の青年部が充実した組織になるよう取り組んでいきたいと考えています(長い目で見て今は急がずに、しっかりと種を播いておくときなのかもしれませが・・・・・・)。