“青森県農協青年部協議会”

青森県農協青年部協議会 委員長

對馬伸吾

テーマ三代目

2013.04.16

私は、この度青森県農協青年部協議会の委員長に就任した、對馬伸吾と申します。以後お見知りおき願います。

 

うちでは、米7.6ha、ニンニク2.1ha、リンゴ1.6haを経営しています。

私の住んでいる南津軽郡藤崎町の常盤地区は、青森市と弘前市の中間くらいに位置しています。藤崎町は旧藤崎町と旧常盤村が合併して誕生しました。旧藤崎町はリンゴの主力品種「ふじ」発祥の地とされており、旧常盤村は米やニンニクの生産も盛んで、有機栽培に力を入れており、有機の里として売り込んでいます。

所属はJA津軽みらいで、平川市、黒石市、板柳町、我が常盤地区、田舎館村などをエリアとしています。JA合併の過程で、旧藤崎町はお隣のJAのエリアとなっています。

津軽みらい青年部は盟友数165人で、田舎館支部が手作り看板全国コンクールでは、おかげさまで最優秀賞となりました。

さて、前置きが長くなりましたが・・・・本題に入ります。

私達、青年部盟友はJA組織において、第三世代と呼ばれています。

つまりJAの三代目です。また、戦後を現在の日本と考えると私達は日本の国の三代目でもあります。

よく三代目が組織や会社の今後の鍵を握ると言われています。

では、なぜ三代目なのでしょう?私なりの考えを述べたいと思います。

家に例えてみましょう。一代目が土台となる基礎を打ちます。次に二代目がそのうえに建物を建てて行きます。で、三代目がその上に建物を建てると家がつぶれます。

ではどうするか?やはり土台である基礎を見つめ直す必要があると思います。

今、政府がやろうとしていることは、正にその増築だと思います。今、必要なことは震災の復興であり国内の様々な問題を見つめ直すことではないでしょうか。

では、私達に必要なことはなんでしょうか?

やはりそれは、青年綱領であり協同の精神ではないでしょうか。

私たちは、農家をやっているおかげでTPPの様々な危険性に気付くことが出来ました。だからこそ、少しでも多くの人にその危険性を伝えることが私達の務めだと思っています。

四代目である今の子供達に、胸をはって繋げられるようにみなさん一丸となって頑張りましょう。