“石川県農協青壮年部協議会”
テーマ食農教育の大切さ
2019.02.26
石川県農協青壮年部協議会委員長の孫崎 浩です。
近年、自然災害等による甚大な被害が多く発生し、年々農業生産が厳しさを増す中、我々青壮年部は、地域の農業の理解促進を深める活動として、食農教育活動を重点的に行っています。
私の地元の青壮年部では、地域の特産品「とまと」を広く知ってもらえるよう、行政と連携しながら、小学校3年生を対象に「とまとの授業」を行っています。
始めた頃は、ただ「とまと」についての説明を行っていただけで、小学校の先生からは、「話の内容が小学生には難し過ぎる。」という指摘を受けていました。
これを受け、回と試行錯誤を重ね、「農業の楽しさや辛さ、農業の大切さ」など現場の現状を伝え、子供たちに少しでも農業に興味を抱いてもらえるような授業作りを実践しました。
また、子供たちが食の大切さや感謝の気持ちを家族に伝えられるような内容になるようにも心がけました。
これらの努力が実り、数年後には市内の小学校ほとんどから依頼がくるまでになりました。
また、我々の目標であった授業参観日での「とまとの授業」も実施することが出来ました。
非常に嬉しく思っております。