“岐阜県農協青年部連絡協議会”
岐阜県農協青年部連絡協議会 委員長
大野 裕
テーマ青年部の食農教育
2018.04.03
阜県農協青年部連絡協議会委員長の大野裕です。
私の所属する支部では、楽農スクールといって年に7回のお米づくりを中心とした食農教育を地元の小学生に向けて行っていますがその中で感じたことがあります。それは、学校の授業で先生が行う食農教育と生産者が行う食農教育は、違う物ではないかということです。私たちは年に1回、教育委員会の主催で、学校の先生たちと話す機会を作ってもらっています。学校では食べ物の旬や作り方を学んだり、食料自給率や今の農業の現状を教えているそうです。ただ、農産物の栽培に関しては、なかなかうまくいかないのが現状のようです。
言葉で教えていくのが学校の食農教育なら、体験で教えていくのが青年部の食農教育だと思います。農業を教えるのに言葉は重要ではありません。食べ物が大切であること、農業が素晴らしい職業であることを農業の担い手である私たちが体験させ、伝えることが本当の食農教育につながると思います。
私たち青年農業者はこれからの日本の農業を支えていかなくてはならない存在であるとともに、日本の将来のためにも農業が楽しいことを子どもたちへ伝え、担い手を作っていかなくてはならないと思います。