“山形県農業協同組合青年組織協議会”

山形県青年組織協議会 会長

伊藤 真人

テーマこれからの農業のために

2015.09.08

 山形県青年組織協議会会長の伊藤真人です。

 日が落ちるのも日に日に早まり、これから稲刈りが本格的に忙しくなってきます。これからの時期、山形の秋の風物詩である芋煮会が県内各地の川原で開かれます。なかでも、「日本一の芋煮会フェスティバル」にて、直径6mの大なべで調理される芋煮の様子は圧巻です。機会があれば是非一度足を運んでいただければ幸いです。

 さて、昨今の農業情勢は厳しい状態が続いています。異常気象が毎年のようにあり、作り手としてはなかなか思いどおりにいかず日々悪戦苦闘しています。また、TPPにより先行きが不透明なことで農家は不安を感じています。景気は回復しているといわれてもあまり実感がわきません。人口の減少や輸入作物がふえるなか、農業者にとって国内産の生産物を買っていただかなければなんともなりません。

 このような状況だからこそ、われわれ青年農業者が一丸となり、これからの強い農業を作っていかねばなりません。それぞれの地域の農業のため、そして日本の農業のために、ともにがんばっていきましょう。