“京都府農協青壮年組織協議会”
テーマ今、すべきこと
2015.10.06
京都府農協青壮年組織協議会の委員長を務めております吉田宗弘です。
世の中「もったいない」ことが多すぎると思います。宴席での食べ残し、コンビニでの期限切れの廃棄など、食べ物を粗末にしすぎていませんか。
世界にはすべての人に十分な食糧があります。しかし、飢餓に苦しむ人々は8億人いると言われています。もっと食べられることに対し、感謝の気持ちを持たなければなりません。
私たち生産者としては、消費者に対し、食べることの意味、多くの命をいただいて生命を維持していること、日本の食糧の現状など、多くのことを伝えていかなければなりません。数字で食料自給率がどうとか、米の消費が減っているとか言っていても、なかなか伝わらないのが現状です。農業体験教室などの実体験の中で、食べ物の大切さや命の尊さを、地道に伝えていかなければならないと強く感じています。
京都府農協青壮年組織協議会としても、今まで以上に食農教育に力を入れて活動していきたいと考えています。