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島根県農協青年組織協議会会長 草野 拓志

食を支えるお仕事

 島根県農協青年組織協議会の会長を務めております草野拓志です。福岡県の農業大学校を卒業し、20歳で実家の農業を継いで早10年になります。

 現在は中山間地域で米、いちご、ベビーリーフなどを農業法人として生産しています。島根県青協では離島問題、有害鳥獣被害、災害対策等への対応、それから盟友の活動充実にと会長としての責務を果たさせていただいていることなど、公私共に日々充実を感じております。

 さて、今週の一言ということで何を書こうかと考えた時、食を支えるという事を書いてみようかと思います。

 私はなかなかのカラオケ好きなのですが、レパートリーの中にレキシという歌手の「狩りから稲作へ」という歌があります。最初は嫁さんから勧められて知ったのですがこれがなかなか良い曲なのです。

 歌の舞台は縄文時代から弥生時代への変遷。狩猟中心の生活、男達は嫁家族を残して何か月もマンモスを追いかける狩りに出ます。男達の気がかりはいつも家族の事。凍えていないだろうか?家族の事を思い、心配と孤独と戦う日々。

 そんな生活の中、米が伝来した事で生活は一変します。家族とその地で稲作を始めます。狩猟から稲作定住という生活へと変わり、家族と一緒に生きていく事が出来るようになります。そして、稲穂の実る時あなたに愛を誓おう、というなかなか美しいストーリーなのです。

 この曲を聞いた時、まさに雷が落ちたような衝撃が走りました。

 それは稲作を始めた事で家族との時間を大切にしながら安全かつ安定的に食べていけるようになったという事です。つまり、「狩りから稲作へ」になった事で人類は発展し、稲作技術の発展と共に人口増加があったわけです。

 当たり前ですが、人は食べなければ生きていけませんが、飽食の時代では食べられる事は当たり前であり、食べられる事に対して有り難みを感じにくい世の中になってしまいました。

 この「狩りから稲作へ」という歌はそんな考えに気づきを与えてくれる曲でした。

 人の人生を支える農業という仕事は本当に尊いなとしみじみと感じたわけです。そして農業をしていることが尊い行為だと思うわけです。

 支部、県単位でも食育活動を展開していますが食への知識を高めるのはもちろんですが、不自由なく食べられる状況がどれだけ有り難いことなのか今一度見つめ直す活動にしていけたらと思います。

投稿日:2020年1月21日  カテゴリー:青年部リーダー

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