“滋賀県農協青壮年部協議会”
テーマ「農業の魅力を次世代へ」
2024.08.05
滋賀県農協青壮年部協議会委員長の湯ノ口絢也です。私は、滋賀県の東近江地域で米・麦・大豆・キャベツ・大根・赤カブ・黒枝豆を栽培しています。
地域の課題は全国と同様、後継者不足、農家の高齢化が深刻です。今後3年から5年間で地域の現状は様変わりしているでしょう。
そのような中で、私たち担い手は地域の農地をしっかり守っていかなければなりません。そこで、必要不可欠だと考えていることは、学校教育現場と農業者が連携し、農業を通じて食の大切さを学ぶ食農教育の存在です。私自身も、地域の教育現場と協力し食農教育に携わっており、農業の魅力を伝える活動を行っています。食農教育の場では、農業の魅力だけではなく、大変な部分も伝えていますが、「それでも農業をやりたい人は?」と聞くと何人も手を挙げてくれます。その手を見ると、改めて食農教育の大切さを痛感します。
5年後10年後の農業者を増やすためには今から種まきをしなければいけません。
ぜひ、皆さんの地域でも学校と連携し、食農教育を1校でも多く行える仕組みを作り、将来への種まきを進めていきましょう。