“神奈川県農協青壮年部協議会”
テーマ「未来へ」
2024.08.05
令和6年度神奈川県農協青壮年部協議会委員長の飯草です。
川崎市麻生区でブルーベリーや露地野菜を生産しています。最近では消費者への農業理解活動として農業体験なども積極的に行っています。
昨年度は全青協ポリシーブック委員として、「畜産・酪農」と「自然災害の対策」を担当し、部会を通じては自ら率先して取り組むことの重要性を学びました。
農業情勢は厳しさを増す中、課題の一つとして国民の食育や農業への関心度の低下が挙げられます。これは農畜産物の国産自給率や適正な価格設定にも関わることであり、課題解決に向けては消費者への農業理解の醸成が必要不可欠です。
消費者が近い神奈川県では、都市部に畑のあるメリットや厳しい農業情勢を消費者に直接伝えていくことが可能です。今年度の県青協の活動テーマの一つとして、「地域と農をつなぎ、かながわ農業のサポーターを増やす」を掲げ、消費者との交流を通じた「農」への理解醸成等に取り組んでいきます。これらの活動の積み重ねが日本の食と農の明るい未来に繋がると信じています。