“滋賀県農協青壮年部協議会”

令和5年度 滋賀県農協青壮年部協議会 委員長

湯ノ口絢也

テーマ「~地域と共に~」

2024.02.13

滋賀県農協青壮年部協議会委員長の湯ノ口絢也です。

 このたびの能登半島地震により被災されました皆さまに心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興をお祈り申し上げます。

滋賀県は、耕地における水田率が92%と高く、水稲・麦・大豆などの土地利用型作物を中心とした水田農業が主となっています。

私は、滋賀県の湖東地域で水稲・麦・大豆・キャベツ・大根・赤カブ・黒枝豆を栽培しています。

地域の現状は、全国の課題と同様で若手が少なく年々農家が減少しています。

令和5年に法制化された地域計画を上手く活用し、地域の農業者が一年でも長く農業に携わっていけるような取り組みを日々考えています。

地域内で担い手が連携し、農地交換や集約をすすめ、効率化を図ることで、一農家が1.2倍1.3倍と農地を守っていけるようになり、60代70代の農家さんも一年でも長く農業に従事し、農地を守っていくことができます。

当集落では令和2年から担い手が農地集約を実施してきました。それにより担い手間の関係性も良くなり、より地域のことを考えられるようになりました。結果として地域農業をしっかり守っていくことに繋がります。

農業は一人でも種をまき収穫出荷でき経営はできますが、より発展持続的に農業をしていくには、地域との調和は必要不可欠です。農家の減少はますます進んでいきます。今からしっかり先を見据え、地域で話し合いを行い、「地域計画」をうまく活用し、地域の農地と農業を守っていきましょう!

(話し合いや進め方などわからない方はお気軽に声をかけてください)