“JA東京青壮年組織協議会”
テーマ都市農業の魅力を発信
2015.11.24
JA東京青壮年組織協議会委員長の山口卓です。今年4月より就任いたしました。
全国の盟友と出会い、日々交流することで、農業生産から農政活動、組織運営など多くのことを学ばせていただいています。
皆、熱い想いを持ち、日本と農業の未来を心配し、そして希望を持っています。私たち農業後継者は、その想いを広く、強く全国に発信をしていかなければならない、そういう思いであります。
現在、東京には、農地面積が約7400haありますが、うち、市街化区域内農地は約4300haで、毎年ほぼ皇居面積に相当する100haが相続等様々な原因により失われています。単純な見方をすれば、東京内の市街化区域内農地は40数年で無くなってしまいます。
このような状況でも我々JA都青協の盟友は、しっかりとした農業を行い、青壮年部活動を通じて都市農業の大切さをPRし続けてきました。
その結果、今年4月には都市農業振興基本法が成立し、また、11月2日が「都市農業の日」として日本記念日協会から認定されました。都市農業の大切さ・素晴らしさが、広く全国の皆様に伝わっているのだと、改めて実感しております。
東京での農業は多様かつ小規模でありながらも、それぞれの地域で魅力ある農業をしています。これからも、より多くの人に東京農業の魅力を発信すべく、盟友一同取り組んで行きます。