“JA三重青年部”
JA三重青年部 会長
米田 達弥
テーマ担い手だけじゃなく
2020.01.14
新年明けましておめでとうございます、JA三重青年部会長の米田です。
昨年度は大規模な自然災害が続きましたが、今年こそ災害の少ない一年になる事を祈っております。
私は、多気町の中山間地域で、担い手として30haの農地を預かり営農をしています。
担い手への農地集積は年々進んでいますが、ある程度以上になると、預かる農地とそうでない農地を取捨選択する必要に迫られます。
そんなとき、担い手が預かりきれない田畑をカバーしてくれるのが、地元の兼業農家の方々です。
その中には80代の方もおられるのですが、皆さんが「採算度外視でも地元の農地を守っていく。」という強い思いを持たれており、本当に頭の下がる思いです。
昨今の農業ではどうしても担い手ばかりがピックアップされがちですが、兼業農家の方々の支えがなければ、地元の農地は荒れ果ててしまいます。
日々感謝の気持ちを忘れず、これからも営農に励んでいきたいと思います。