“愛媛県農協青壮年連盟”
テーマ子々孫々
2017.10.24
愛媛県農協青壮年連盟委員長の岡崎晃裕です。(崎は「たつさき」)
今回は青壮年部活動のあり方を考えてみたいと思います。
組織のあり方としてその時々の情勢に対応することも大切ですが、これまで諸先輩方が育まれてきたモノ・コトを維持発展させることも必要です。
農業は国民の生命を維持するための「食」を生み出す唯一の産業です。決して経済活動の一環として位置づけられるべきではなく、国の形を維持するための基本的な業であるべきです。農業改革の中で農業の産業化が謳われていますが、産業は栄枯盛衰がつき物であるため、農業をそのような環境におくことは亡国のリスクを高めることにほかなりません。攻めるべきは生産性の向上であり、守るべきものは農地と人です。
国民の食を満たすため、農協がこれまで守り続けてきた営農活動や生活インフラ。今後もこれらを維持するために必要なことを青壮年部として考え、行動に移すべきだと思います。次代に引き継ぐ長期的な視点が大事だと、そんなことを考える毎日です。