テーマオラが島根県はこんなとこ
2013.12.17
初めまして。島根県農協青年組織協議会で会長を務めさせていただいております、坂根拓倫(さかねひろみち)です。所属単組は大田市のJA石見銀山青年連盟で島根県のほぼ中央に位置します。
この名前の『拓倫』。なかなか『ひろみち』と読んでもらえる事は少なく、中学の時のあだ名は『たくりん』なんて呼ばれていました。寺の坊主じゃありません!農家です!現在は名刺にもふり仮名がふっていないので、これを機会に皆さんに覚えてもらえたらと思います。
今年の4月から県青協の会長職を預かる事になったわけですが、以前とはくらべものにならない程色々な方々に出会う事ができています。とりわけ全国盟友の方々との出会いや交流は自らの見識が広がり、また自分自身を見つめ直すとても良い機会だなと感じております。
先日は県内の農家の方と話し合う機会がありました。その方は中山間地ではなく、まさに山間地で水稲を営んでおられる方で、その地域では、一反にも満たない田が全体の半分以上で、そういった田の一枚一枚が大きな畦畔を持つといった所だそうです。その方曰く『我々は次代につなぐために、土地を荒らさないために、畦畔の草刈りや、水管理は大変だが、その思いで一生懸命やっている。』島根県の中でも平場にある田を耕作している自分には頭の下がる思いでした。島根県はそのほとんどが中山間地。こういった方々なしでは島根の農業は成り立っていなかったと強く思います。
これからもこういった農業の先輩方や全国盟友の方々と交流させていただき、刺激を受けつつ自己研鑽していきたいと思います。
最後になりますが、出雲大社は60年ぶりに遷宮が行われました。新しく生まれ変わった御本殿にまみえることのできるこの貴重な機会に、ぜひ島根へお越しください。出雲大社は縁結びの神様ですので、すばらしい出会いがあるかもしれませんよ。