“和歌山県農協青年部協議会”
令和5年度 和歌山県農協青年部協議会 顧問
中早大将
テーマ「つながる」
2024.03.26
令和5年度、全国農協青年組織協議会の近畿ブロック理事に任命され、JA全青協の運営に携わり、農業経営部会の座長を務め、奈良県五条吉野支部へのポリシーブック支援や第70回全国青年大会で理事としての役割を果たすなど、さまざまな経験を積みました。
特に、青年部の活動指針である組織綱領とポリシーブックの考え方は、組織運営だけでなく、自身の農業経営にも大きな影響を与えています。
組織綱領は、地域社会に貢献するために農業を通じて環境・文化・教育の活動を行うことを目指し、政策提言を行う責任を担っています。一方、ポリシーブックは、課題と解決策をまとめた「政策提言・行動指針」であり、青年部の活動の核となっています。
青年部活動において、「多くの出会いから生まれる新たな可能性を原動力に自己を高める」という考え方は非常に重要です。つながりは青年部の最大の宝であり、そのつながりを活かす方法はさまざまです。組織間での視察研修や協同でのイベントを通じてPR活動を行うことや、個人同士での情報交換や人材シェア、販売協力なども有効です。
実際に奈良県下中部長とは人材シェアを実施し、単組間での取り組みへ展開を考えています。広島県の武内理事や埼玉県の原委員長とは、大阪のキッチンカーを運営する会社のおむすび企画でコラボ販売を行っています。これらの小さな活動が、JAという大きな組織展開につながったのではないでしょうか。まずは自分たちでできることから始めて、農業と青年部のつながりを大切に精進していきましょう!