“高知県農協青壮年連盟”

高知県農協青壮年連盟 委員長

岡村 優良

テーマ光の影で・・・

2020.03.10

高知県農協青壮年連盟委員長の岡村です。

先日開催されました全国青年大会に参加されました盟友の皆様及び事務局、そして舞台で主張組織活動発表をされました輝かしい代表者の方々大変お疲れ様でした。

さて本来この場面ではキラリ輝く青年部・・・!と言う前向きな話をするべきなのでしょうが、全国で輝く盟友の影で、現在JA高知県青壮年部で起こっているもしくはまもなく起こるであろう問題とするべき対策をあえてここに書かせて頂きます。

先に申し上げておきますが、私は6年前に京都から高知県三原村へ来た移住者です。

就農研修2年目に青壮年部に入部しすぐ県連役員に任命され、就農1年目に推薦で副委員長、そして2年目に委員長に県外の余所者がいきなり委員長就任という暴挙が出来るのが高知県青壮年連盟の素晴らしい所です(笑)

現在の高知県の盟友の数は約1600人と高知県の西の果て三原村の人口とほぼ同じで、まるで委員長=三原村村長になった様な気分で委員長をこなしております。

さて、なぜこの前フリをしたかと言うと実は高知県では役員のなり手に苦労するほど人材難に瀕しております。

高知県はかなりの田舎で人口減に伴い、農家人口も減少しております。

当然ながら盟友の部員減や高齢化も進み、平均年齢50歳以上の盟友で活動している青壮年部も少なくありません。

部員減少に対して新規部員勧誘もしており部員確保は行ってはおりますが、ここに問題があります。

若手の新規入部員に対して、「若いから役を受けて成長してこい」と言うのは多分殆どの青年部で行われている事であると思います。

しかしながら、我が青壮年部では「上にあげたら後は勝手に役をこなしてくるだろう」という、バックアップを殆ど行わないまま無責任な役員選出を年配の部員が行っているのが現状です。

恐らく殆どの若手の入部員は私がそうであったように、新規就農あるいは研修中に入部し農政や自分の県の状況どころか自分の農業が全く理解できていない中で役に就かされ、どちらも中途半端なまま任期をこなすあるいはバックアップがない余りに頓挫して去る盟友も少なくありません。

この原因は青壮年部の世代交代のやり方が間違っている事にあります。

部員減で残っているアクティブな部員は殆ど役員経験者です。

本来であればこの役員経験者の部員が新役員をバックアップして支え合っていくのが、あたりまえの盟友のあり方であると思います。

しかし、我が青壮年部の悪い所はこの役員経験者が過去に役員を受けたことを盾に、青壮年部活動の第一線から離れて日和見する行動そのものがハッキリいって間違っております。

この問題を解決するためにも長年改定出来ていない県内版ポリシーブックの重要項目として、高知県全体の青壮年部のあり方を再認識し、該当する青壮年部に県連から指導と相談を出来る様な体制をとって令和の時代に見合った改定と実行を行います。

具体的な内容としては、私の例で言えば委員長の任期が満了したらそのまま地元本部の青壮年部の部長に就くのではなく、あくまで1部員として戻り、委員長経験からみた役員に対するサポートのあり方の徹底、他県域青壮年部で行われている活動の取り入れ等を我が青壮年部で実施し、その活動をポリシーブックに当てはめるといった考えがあります。

成功するかはともかく、地元にいたら見えていない部分が委員長と言う目線で見ることによって見えたと言う事に全国の委員長、会長、盟友そして事務局に感謝しております。

そして、それを実践する事が私の次のステップとなります。

未来へ進む輝かしい青年部の影で、情熱と言う明かりが消えかかっている青壮年部の灯をいかにして絶やさぬ様にするかが今後の高知県の重大課題として取り組んで参ります。

今後とも全国の盟友の皆様に置かれましては変わらぬお付き合いをどうぞ宜しくお願い申し上げます。