“秋田県農業協同組合青年部協議会”

秋田県農業協同組合青年部協議会 委員長

佐々木淳

テーマ青年部の可能性を信じて

2009.08.11

 県青協の委員長に就任し、2年目を迎えました。本年度もよろしくお願いします。

 昨年、秋田県内を県北・中央・県南の三つのブロックに分け、それぞれのブロックで地域別交流会を行いました。その中で、お互いの活動内容や現状を報告してもらい、他の地域の青年部の状況を知ることで、自分の組織を客観的に見つめ直し、課題克服へ向けて意識の統一をはかりました。

 どの地域も部員の減少により、活動が停滞しているような感じでしたが、部員一人一人はとても元気が良く、組織を盛り上げていきたい、という気持ちは県内どこの青年部も同じでした。

 今までもやもやと悩んでいたり、くすぶり続ける気持ちを県青協が受け止めて、それらを解決する手立てと発散する場をみんなの力を借りてつくっていきたいと思います。

 現場の最前線に立つ私たちが、新しいアイデアやひらめきで農業の持つ新たな価値観を生み出し、仲間との絆(きずな)を大事にしながら、それぞれの地域の経営モデルとなるよう、頑張りたいと思います。

 最後に、「JAうご」の青年部員の息子さん、安藤大輝(あんどう ひろき)君が11歳の若さで「拡張型心筋症」を患い、心臓移植をしなければ命が助からないと診断されたことで、多額の手術費用が必要となり、全国の青年部盟友の皆さんに募金のご協力のお願いをしましたところ、誠に多大なご支援をいただき、本当にありがとうございました。

 今回の募金活動をとおして、私はあらためて、青年部という組織のさわやかで温かい絆の強さを再認識いたしました。そして、様々な場面で今回の事を話すようにしています。

 本当にありがとうございました。

 残された任期、全国の委員長・会長の皆さんと共に青年部の素晴らしさを拡げていきたいと思います。