“島根県農協青年組織協議会”

島根県農協青年組織協議会 会長

草野 拓志

テーマ着実に、粛々と

2021.09.29

全青協理事の草野です。昨今は気候変動による豪雨被害が頻発するようになりました
自身が会長を務める島根県に置いても夏の豪雨により盟友が被害を受けました
作物が浸水した盟友や農機具等が水没するなどの被害も把握しております

こうした豪雨などの被害は農業者の自助努力だけでは回避しきれない、乗り切れない状況も多々あります
そうした中で県域の組織、また全青協で何が出来るのだろうかと常々考えさせられます

こう言った組織は何もなければ活動自体は平常運転でいいのですが、有事の時こそ組織としての真価が求められるように思います

全青協の理事として水田部会の座長となり、農水省と意見交換を行なってきました
話が噛み合わず農業の現場を救いたいという一心で発言してきましたが、農業現場と政策を作る現場との温度差に驚かされるばかりでした
このままでは農政は変わらないと本気で思いました
要請したからといって結果はまったく出てきません。
しかしながら農水省、行政に要請し、国会議員の先生方に要請し自分たちの意見を粛々と伝え続けていかなければなりません。
現場の農業者としての全国組織として、またJAの下部組織として、食と農を守るために農業現場代表としてこれからも戦い続けなければなりません。