“和歌山県農協青年部協議会”

和歌山県農協青年部協議会 会長

小林 大将

テーマ仕組みとしてのポリシーブック

2017.09.12

私の住む和歌山県では温暖な気候を活かし多種多様な農作物が栽培されており、生産品目が多岐にわたることから県下盟友の関心事は多様です。しかしながら、農地あるいは地域に根差した産業である農業を営んでいるという観点から、本県のこれからの農業を担うという使命のもと、共通の認識を持ち課題を共有しています。

そんな課題解決に役立つのがポリシーブック(PB)です。本県ではPBを単なる冊子ではなく、「課題解決のための実践的な仕組み」と位置付けています。過去には「鳥獣害対策PB」、「耕作放棄地対策PB」と課題別に掘り下げたPBを作成しました。いずれも作成に1~2年を要しましたが、作成過程に県下多くの盟友が参加することで、少しアレンジするだけで単組でもすぐに使える汎用的かつ実践的な内容になっています。

個人的にはこのPBというものが発案され、青年部組織に屋台骨ができた様に感じています。今後はこの仕組みとしてのPBが隅々まで行き渡り、根付くように全力で青年部活動に取り組んでいく所存です。